いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

大事なことは

2004年06月30日 | 考える
大事なことってなんだろうと
考える。

モノではない気がする。
お金でもない気がする。

気持ちが一番大切だと思う。

でも、気持ちは一定ではない。
絶えず揺れ動いている。
そんな不確かなものが本当に大切なものなのか。

それでも、思うのだ。

本当に大事なもの、重要なものは
いつも「見えないもの」であると。

それは感じるしかない。
わかる人にはわかる。
そんな不条理な世界がこの世の真実なのだと。
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いつかまた、あの風の中へ

2004年06月29日 | その他
2年前にバイクで北海道へ行った。
ある雑誌に「北19号」という
北海道のまっすぐな道の写真が載っていた。
その風景を自分の目で見たくて、
27歳にしてバイクの免許を取り、
CB400SF V-TECを買い北海道を駆け抜けた。

北海道の山の中。峠を見つけて走りに行った。
緩やかなカーブを描き、道は山を続いていく。
ふもとのドライブインでしばし休憩する。

再び走り出した前方に革の上下のアメリカン2台。
パン・パン・パン・・・
と単気筒特有の音が前方に響いている。

「抜こう」

と思った。既にスピードはかなり出ている。

「まだまだ行けるはずだ」

ギアをひとつ落とす。
アクセルを全開にする。
タコメーターの針が跳ね上がり、
V-TECが起動する。

緩やかな坂道であるせいか、
強烈な加速はなかった。
ゆっくりとしかし確実にスピードが上がってゆく
ヘルメットが後ろに置いていかれそうになる。

登板車線でアメリカン横に並ぶ。
パン・パン・パパパパッ・・・
音が大きくなる。

体を前傾にしてバイクにしがみつく
顔を上げるとそのまま飛ばされそうだ。
ちらとメータを見る。タコはレッドだ。

「ギアだ」

シフトアップする。
さらにスピードは上がり、
前方視界は点になる。
ミラーを見る余裕もない。
体はバイクと一体となり、
周りの風とも一体になる。
ふと気付くと
単気筒エンジンの音が小さくなってゆく。
前にも後ろにも車は無い。
ただ、道とスピードがあった。

既にスピードメーターは限界に近い。

体中に風が当たり、感覚がなくなってゆく。

何かあれば俺は死ぬだろう。
ハンドルを少しでも切れば、
小石でも踏めば、
前ブレーキをかければ
きっと死ぬのだろうな。

これほどまでに
「死」というものが自分を取り巻いている状況が
あっただろうか。

車で雪道にスピンをしたとき?
車でカーブを曲がれなさそうだったとき?
どれとも違う。

「生」と「死」が同居する
濃厚な時空。それがそこにはあった

もう、峠を登りきっていた。

「戻ろう」

そう思った。
アクセルを緩め峠の頂上の
ドライブインへと入って行った。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
あれからいろいろありバイクは手放してしまったが、
もし死にたくなったら、
もう一度あの風の中に戻りたいと思う。
きわめてシンプルな世界。
「生」と「死」を見つめられる、あの風の中へ。
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君の思い出

2004年06月28日 | その他
パソコンに約3000件の受信メールが
記憶されている。

その中の何通かは君からのメールだ。
今日、ほんの偶然で読んでしまった。

もう、忘れていた記憶。
もう、戻れない記憶。

君は本当にかわいい女性だったと、
心から思う。

かわいさは外見だけじゃなく、
仕草や、手紙や、性格が。

頑固だった僕の心。
最後まで君を受け入れられなかったね。

今は今どこにいるのかな。

沖縄に行くと言っていたね。
「もっと遠くに離れてしまう」と。
僕にはもう続ける元気はなかったんだよ。
理由を言う元気も。

抱き続けていた君の夢はかなったのだろうか。
この青空の下で。
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一番言いたいこと

2004年06月27日 | カウンセラー勉強記
人が人とコミュニケーションをとるとき、
必ず伝えたい感情が入っている。

しかし、それがあからさまなときもあれば、
「気付いて欲しい」といわんばかりの表現をするときもあれば、
まったくそれには触れないで意味のないことを
だらだら並べたりして核心に迫ることをしなかったりする。
話している本人自体が何を言いたいのか分からない
ということもある。

すべての物事にはポイントというか
核と言うか一番大事な部分がある。

それをいかにつかむか、
掬い取っていくのか、
それが求められる。

もし、簡単に出てくるものならば
そう悩みはしない。

話をよくよく聴けば、
本人さえも気付かなかった本当の悩み、心配事が出てくるものだ。

それに応えれば、その人の話を理解できたと言えるのだろう。
しかしそれは本当に難しい。
ただ「聴く」そうしてポイントをつかむ。

それは想像以上に難しいし、訓練が必要だ。
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2004年06月26日 | 考える
地下鉄に乗った。
座っていると、
「今みんなに連絡するメール打たないといけないからッ!
 いいかげんにしてッ!」
と言う声が、車両に響き渡った。

見ると、お母さんと4,5歳くらいの子供だった。
子供が携帯電話ばかりを触っている母親にかまってほしくて
話し掛けたりしたのだろうか。
子供はうつむいてしまった。

親にも当たり外れがあるのかな、と思う。

「親になること」と、「親でいること」は
まったく別のことだ。
誰でも、親にはなれるだろう。

でも、「その子にとって適切な親でいること」は
かなり難しいのだろう。

平等なんてありえないと思う。
子育てが得意な親、そうでない親がいるのだろう。

自分はどっちになるのか。
考えてみたが回答は見つからなかった。
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リアルの果てに

2004年06月25日 | 考える
同じ時代を生きる人たちの
物語ではないリアルな姿を
見たくて、blogを読む。

でも、見ているうちになんだか
悲しくなってしまった。

あまりにも幸せでない人が多すぎる。

自分のクリック運が悪いのか、
「欝です」「もう死にたい・・・」
「心の病で苦しい」
そんなblogが多すぎ。

確かにリアルな世界は苦しみ、悲しみが多い。
特に都会の生活はストレスが多いとは思う。
blogでそれを書くことによって
ストレス解消になっているのだろう。

それにしても、なんだか不幸な人が多すぎる気がして
ならない。

世界でもトップクラスの物質的豊かさのある国なのに
どうしてこんな状況なのだろうか。

同じ時代を生きるものとして、
自分自身を振り返るとき、
平凡な人生に感謝し、
苦しんでいる人には苦痛が取り除かれることを
願わずにはいられない。
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南向き

2004年06月24日 | その他
部屋が南向きだ。

昨日アパートに帰って
チョコレート食べようと思ったら、
あまりの暑さで
チョコレートが溶解してた。
かなしい。

んで、クーラー、PC、電子レンジ・・・
と点けていったら、ブレーカーが・・・
んで、暗闇。

デスクトップはもういやだぁ!
と叫んだ熱帯夜でした。

それはさておき
「部屋はできれば南向き! ウフ!」
とか思っていたけど、実際に南向きになると
こんなに辛いものだとは・・・
冬はあったかいのかなぁ。

最近風が強くて洗濯物が寄っちゃうんですけど・・
どーしたらいいんでしょうかねぇ。

なんちゅうか、雑記だな、こりゃ。
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それはアンタの都合でしょ!(怒)

2004年06月23日 | その他
朝、地下鉄に乗ろうとして
間違って定期の区間なのにパスネットを入れた。

あ・・・と思ったのだが、
「まぁ、いいや。出るとき定期と2枚入れればいいや」
と思って改札のマシーンに入れたら
「ピンポン」という音とともにゲートがしまってしまった。

あらら、と思い窓口へ。
「間違ってパスネットで入っちゃったんですけどぉ」
と言ったら、駅員がお金を差し出しながら、
「本当は入った改札で払い戻しするんですよねぇ~
 今日は払いますけど、今度から間違えて入ったとこの窓口で
 言ってくださいね!」
などと言う。

「すいません、すいません、生まれてきてすいません」
といいながら改札を出て行ったのだが、あとで
ふつふつと怒りがわいてきた。

「しらねーよ!」
何だその態度は!お金の返金なくていいから
そのまま外に出してくれよ!
間違えて入ったところで、窓口に言えなんて
それはアンタの会社の勝手でしょ!

ひとしきり怒った後に、
まぁ、間違えた俺が悪いのだけど・・・
とちょと冷静になって反省してみました。

そんな一日のスタートです。
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「シーソー」もしくは「らせん」

2004年06月22日 | 考える
楽しいことと辛いことは交互にやってくるような気がする。
一年単位とかで。

楽しい出会いと楽しいイベントの後には
悲しい別れと事件と、自然消滅が待っていたりする。

運やら実力やらが落ち込んでいるとき、
調子が悪いときはじっと実力をためて
地道にこつこつ力を蓄えるときなのだろう。

機を逃さず、ここだというときに
適切なものを適切に出せるのならば、
実力以上のものが出せるような気がする。

それが集中ということなのかも。
バネは縮まないと伸びることはできない。
今は縮む時期なのだ、きっと。

力を溜めて、蓄積して
出すべきときまでに耐え忍ばなければならない。

シーソーも沈まなければあがらない。
また上がる日も来るから今はじっとこらえるしかない。
成長はきっと螺旋階段を登るがごとく、
ゆっくりと一時は後退かと思われることも我慢して
続けることによって、向上してゆくのだろう。
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2004年06月21日 | 考える
昨日TVで「プライド」を観た。
マーク・ハントが宣言というか
吉田に対して脅し文句みたいなことを言っていたが、
なんだかウソっぽかった。

陳腐な脅し文句は似合わない、
カッコいい顔だった。
なんだか知らないが、
曙のまなざしに似ている気がした。

闘志ある顔だが、狂気やおごりはなく、
どこか悲しげな瞳だった。

なんとも形容しがたいのだが、
魂を感じると言うか誇り高いというか。
単純な力の強弱を超えた、
気高い魂というものを見た気がした。

それにしても、小川といい
吉田といい、面白い男たちが多い。
なんだか見ているだけで元気になった気がした。

さて自分はどうだろうかと
鏡を見てみると・・・
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