いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

ドラゴンボールにおける発明

2013年05月31日 | 考える
ドラゴンボールの孫悟空は、
省エネヒーローの進化型だと思う。

これまでのヒーローはウルトラマン、仮面ライダーのように
一度変身したら、基本的に戻ったり変身したりあんまりしない。

界王拳は必要な時だけパワーが上がる、
省エネな戦い方だった。

まぁ、あとでスーパーサイヤ人になりっぱなしになるんだけど。

いつもパワー全開!というわけでなく、
「必要な時に必要なだけパワーを出すヒーロー」
は当時、面白いアイディアだったと思う。

あぁ、オチがない。
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オープン・サービス・イノベーション(ヘンリー・チェスブロウ)

2013年05月30日 | 技術経営(MOT)
正直よくわかんなかった。

オープンサービスイノベーションは
囲い込みの戦略とよく似ていた。

イノベーションと呼べるようなものなのだろうか。
確かに今収益を上げている会社は
顧客との創発によっている面はあるが
それをイノベーションであるというのはなんだか
ちょっとしっくりこない。

製品中心から、サービス中心へというのは
よくわかる気がする。ソフトの重要性がますます増している
のは肌で感じるからだ。

全体的には自分には文章が難しかったようで
よく理解できなかった。

274ページからが一番ためになった。
1960年代以前の戦略のテーマ
「オペレーション・マネジメント」

1960年代から1970年代(BCG)
「金のなる木」
「ポートフォリオ・マネジメント」
戦略的な決断と、合理的な投資活動

1980年代(マイケル・ポーター)
「競争の戦略」
「ファイブフォース・モデル」業界の構造分析
「競争優位の戦略」バリューチューン(価値の連鎖)
購入した原材料に付加価値をつけていく

↓ポジショニング論は外部環境分析に偏重していたことへの批判
資源ベース論(RBV:リソース・ベースド・ビュー)

ヘンリー・ミンツバーグ「戦略は体系的に計画されない」
内部要因と外部環境のすり合わせ能力の重要性を主張


1990年代
C・K・プラハラッド、G.ハメル
「企業が競争を優位にするためには他社がまねできない、自社ならではの
価値を提供する中核的な能力(コアコンピタンス)を構築することが必要」
(コア・コンピタンス論)

レオナル・ドバートン
「常に既存の強みだけを強化することが、競争優位を維持するわけではない」
(コア・リジリティ(硬直性))

1997年
レイトン・クリステンセン
「大企業が競争優位を継続させるために既存の顧客、
 既存の中核能力に固執している間に
 新規参入者による破壊的なイノベーションに対して対応できなくなる」
(イノベーションのジレンマ)

1990年 ウェズリー・コーエンら
企業の吸収能力(アブソーティブ・キャパシティ)
「企業が新規の外部情報の価値を認識し、
 それを吸収、融合して自社事業に応用する能力」

1997年 デビット・J・ティースら
「ダイナミック・ケイパビリティ」論
内部資源と外部資源を効果的にコーディネートできる経営力を
有している企業が勝者となりうる。

企業境界線をまたぎながら、自社の資源と他社の資源をコーディネートさせる
「オーケストラレーション」

リチャード・ラングロア
「消えゆく手」
企業の垂直統合型の自前主義経営は一つの通過点

「企業の境界線における相互作用」へ議論が移っていった。

2003年 チェスブロウ
オープンイノベーションを提唱・・・

現在に至る・・・

こうしてみていくとなんだか人間の成長過程のようでした。
幼年期・・・・・・・しつけられる(外部環境のルールを教わる)
中高・・・・・・・・勉強して自分の能力を磨く
青年・成人・中年・・個人の力の限界を知り、他の人の力も重要だと悟る

あれ?実際に書くとそうでもなかったよ。
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自分も師

2013年05月29日 | 考える
今回、知識は知恵よりも大事だ!
ということについて書こうと思って、
過去に自分がそういうテーマで書いていないか
探していたら、過去の自分もなかなかいいこと書いていて、
はっとさせられるような文章があった。

思うに、このブログの内容は
自分自身の心をいろんな方向から眺め、
書いているものなので、書いてあることは同じでも、
今の立ち位置からは見えない視点からの文章があったりして、
過去の自分に教わることがある。

宮本武蔵は自分以外すべて師であるという意味の言葉
「我以外皆我師」
を残していますが、不足しているのではないかと思います。

過去の自分自身も師である。

そういう気がします。

※自分の気持ちの純度を高め、時間をかけて書いた文章は
 「時間」というものに耐性があるのではないか、と思います。
 気持ちの結晶はかなりの長い時間、輝くのかもしれません。
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読む本リスト(3)

2013年05月26日 | 技術経営(MOT)
<既読>
 1 マネジメントエッセンシャル版 基本と原則
 2 ロングテール
 3 フォーカス
 4 フリー
 5 地頭力を鍛える
 6 MBAビジネスプラン
 7 MBAマネジメントブック
 8 MBAエッセンシャルズマーケティング
 9 テクノロジストの条件
11 ビジョナリーカンパニー2
12 模倣の経営学-偉大な会社はマネから作られる-
14 サービスマネジメント入門
18 コピーキャット
21 狙え!ローテク市場
22 世界の経営学者は今何を考えているのか
23 人間の達人 本田宗一郎
24 パイロットが空から学んだ一番大切なこと

<未読>
10 ビジョナリーカンパニー
13 リバースイノベーション
15 スーパーエンジニアの第一歩
16 ベンダーマネージメントの極意
17 MAKERS
19 ものづくりのイノベーション「枯れた技術の水平思考」とは何か? 
   決定版・ゲームの神様横井軍平のことば
20 勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」
25 任天堂“驚き”を生む方程式
26 オープン・サービス・イノベーション

ちがう本ばっかり読んでしまっている・・・
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人間の達人 本田宗一郎(伊丹敬之)

2013年05月26日 | 技術経営(MOT)
本田宋一郎氏はHONDAの創業者で、
インテグラが社内でお披露目されたとき、
テールランプの形状が他社の車とよく似ていたので
激怒して車に跳び蹴りを食らわせたという逸話ぐらいしか
知らなかった。(この本には載ってなかったけど)

本田宗一郎氏はかなり変わった人だったようである。
それは天性のもので、後天的に身につけたような気がしない。

生まれた時から既に性向は決まっていたのだと思う。
著者は体験から、本田宗一郎氏がそのような性格を身につけたように
書いてあるが、実際は違うのではないかと思う。

体験が性向を浮き彫りにするのであって、
性向が体験から創られるわけではない、と思う。

また、文章を読めば読むほど
自分の人生には参考にできない気がしてくる。

信条、性格などは不可分のもので、
ちょっと真似すればいいというものではない気がする。
ユニークさという面では、他の誰にも似ていない、
オリジナリティのあふれる人だったのだろう。

個性が強すぎてちょっと自分がなろうとするにも参考にはできないし、
実際周りにこういう人がいたら、
ついていけるだろうかと考え込んでしまった。

ただ、人間としては書かれている通り、
器の大きい、男が惚れるような人だったのだろう。
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パイロットが空から学んだ一番大切なこと (坂井 優基)

2013年05月23日 | 技術経営(MOT)
パイロットという職業を行う際の智慧が書かれているが、
空という環境閉鎖性、人命がかかっているという特殊性からして
要求されるレベルは高い。
その高い要求にいかに答えるかという心構えと方法が書かれた本。
当然、その内容は他の職業にも応用可能だ。

体験に基づく言葉が並んでいるため、
説得力が違うと思った。

書いてある内容はもっともなことだらけで、
明日からも実践できるようなないようだ。

著者の姿が浮かんできそうな
リアルな人生(仕事)戦略が多い。

経営書もいいけど、著者の息遣いか聞こえてくるような
生々しい本もいいものだと思う。
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コピーキャット: 模倣者こそがイノベーションを起こす(オーデッド シェンカー)

2013年05月22日 | 技術経営(MOT)
「模倣」ということのとらえ方が変わった。

確かに自分の中でも、独自のものは強い、尊い、
まねしたものは潔くない、ずるい、といった考え方があった。

単なる模倣であればそうなのだろうが、
イミテーション+イノベーション=イモベーション
であると、著者は述べる。

模倣というのは高度な技術であると、
定義しているのが新しいと感じた。

本を読んでいるうちに、
ものまね芸人のコロッケさんが思い浮かんだ。
ものまねはたしかにまねであるが、
そこにオリジナルの要素を追加して、
まったく違ったものを生み出している(ロボ五木など)。

日本も進んだ外国をまねしてここまで
進化した。これまでは外国が進んでいたからまねできたが、
今は日本が進化しており、むしろまねをされる番が来ている。

それは、いままでものまね芸人だった日本が、
みずからヒット作を生み出さねばらならない立場へと
変わったのだと思う。

オリジナルとしての生物模倣、AとBの距離は一定ではない、
という言葉にも考えさせられた。

認識力により、距離に差が出るということなのだろう。

蜂の巣からハニカム構造はまねしてもずるい気がしないのに、
人間が作り出したものをまねしたらずるい気がするのはなぜなんでしょうね・・・
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スリップストリームな生き方

2013年05月20日 | 考える
自分の性格として

好奇心を持つ

バリエーションを知る

水平思考で応用を探る

応用する

という思考の流れがある気がする。

効率を考えると、
試行錯誤よりも模倣(単純模倣および守破離のプロセス)
のほうが効率がよい気がする。

車の走り方に、
スリップストリームというものがある。
誰かが走っているその真後ろを走ることにより、
空気抵抗を抑えることができる。

自分自身はフロンティアになるよりかは
効率よく2番手を走るほうがいいような気がする。

子供のころ、衛星の「スイング・バイ」という
方法を見て感動したのは
そういうこころの性向からきているのかもしれない。

世間から一歩遅れてついていくのも
そういう基本的な姿勢の結果かもしれない。
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世界の経営学者はいま何を考えているのか(入山章栄)

2013年05月18日 | 技術経営(MOT)
経営学というものについて
深く考えたことはなかったが、全体的な見取り図のような雰囲気を
感じ取れた。

自分が面白く感じたことは

・経営学者はドラッカーを読んでない(研究しない)
・トランザクティブメモリーの存在(組織記憶)
・人と人の結びつきが強い→深化に向く
・人と人の結びつきが弱い→探究に向く

人も企業も相反する性質を内包しているほうが変化に強いのかな、と思った。
また、企業が大きくなり、自分でイノベーションができなくなっていき、
コーポレートベンチャーキャピタル投資をする様はまるで年老いていく人間のようである
なぁ、と思った。
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20年の積み重ねの先に

2013年05月17日 | 考える
10年前のことこんな記事を書いた。

なんだか、読んでて今の状態、心境と違いすぎて
ちょっと笑えてしまう。

もうすぐ実家を出て20年。

自分という人間がどういう人間かわかってきた気がする。
自分との付き合い方がよくわかった。

それは家庭ができたからなのか、
子供がいるからなのか、よくわからない。
だけど、意外にも穏やかな充実した日々を送っている。

30才台も後半になると、
いろいろと見えてくるし、自分自身のことも見えてくる。
かつて無限だった可能性は一筋の光となり、
なんにでもなれるはずだった若者ははただのおっさんになる。

だけど、まぁ、それでいいんだとろう。
そうして生きてそして死ぬんだろう。

今の自分を形容してみる。
10年後はまた変わっているかもしれない。

1 変化が大切だと思っている。
2 何かを創造しているときが楽しい
3 本が好きで、毎日読んでいる
4 そのものが十分に能力を発揮できていない状態がいやである
5 水平思考である

10年後の自分はどんな自分だろう。
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