いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

補助力

2007年02月07日 | 考える
最近DSでGBAのファイナルファンタジーV
というRPGを久しぶりにやっている。

その中では主人公は4人いて、
いろいろな能力(ジョブ)を駆使しながら
戦って平和を取り戻すという筋なのだが、
脇役(と勝手に思っている)ジョブが侮れない。

なんだか、これは人生のようである。
その人単体では力を発揮できないが、
他人を補助することによって能力を発揮する。
単体では弱いのだが、他のメンバーの能力を
引き出し、また強化、回復する。

自分を振り返ると昔は単純で、自分の力で、自分が主人公となって、
という気持ちばかりが先立っていたように思う。
今は少し見方が変わっている。
目標を見据えて、自分の能力、周りの人の能力を見て
ここは自分が行うべき、ここは補助に回るべきなど、
周囲の状況に応じて役割を果たすようになってきた。
それは、仕事もプライベートも何か目的がある場合は
それを達成することが重要であり、自分が主人公となることではない。

歳とともに考え方も変わるものだと本当に思う。
体は精神の入れ物であるが、やはり相互に影響しあっているのだろう。
「補助する能力」というものは、実は「自己の実施能力」
よりも高次な能力なのかもしれない。
なぜなら、がむしゃらに実行することが必要なのではなく、
状況の把握、分析、方向付け、働きかけ、チェック、フィードバック
といった多くのものが必要とされるからだ。
コメント
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