いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

きれいごとが聞きたかったとき

2013年07月10日 | 考える
会社の同僚(とはいっても知り合い程度)が
辞めることになり、朝礼でスピーチをした。
地元に戻って実家を継ぐらしい。

辞める話は知らなかったので驚いていたら、
もっと驚くことに、
その後、朝礼は何事もなかったかのように
上役は本日の予定を述べ、
普通に終了した。

私の感覚だと、
はなむけの言葉として、
「こんな仕事をして貢献してくれた」だの、
「いなくなると痛手であるが、みんなもがんばろう」的な
必ずしも真実ではないきれいごとを上役が言うと思っていたが、
何もなかっただけに、なんだかなぁ、な感じだった。

基本的にきれいごとはきらいだけど、
せめて本日いなくなる人に対して、所属長ならば、
なにかみんなの前で言葉をかけるべきではないだろうか。

そのできごとを見たとき、
ああ、この会社の精神は昔のものではないのだ、と
実感した。

「人を大事に」とか、「みんなでがんばろう」とか、
そういうことを社として掲げているのに、
実態はこういうことなんだと。

モチベーションの意味もわからない人々が
上にいるんだから、そりゃ、みんなのやる気もおきないね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする