いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

仕事の目的

2013年12月08日 | 考える
後輩に仕事の目的を聞いた。

いわく、生きるためであって、給料分の仕事はまじめにやります。

とのこと。

自分自身の仕事の目的は成長するためと思っている。

自分自身が生きていることにより、この世界に何かをプラスしたい。

それにより自分は成長という報酬をいただくし、

他の人の役に立つ。

成長とは、認識力が上がること。

これまで理解できなかったものが理解できるようになる。

成長すれば、視点が上がる。

より高い見地から物事を鳥瞰できれば、

これまでにない判断を行うことができるだろう。

自分自身も、昔は「お金のため、生活のため仕事をする」と思っていた。

だから、仕事の時間は苦痛だし、早く終わって自分のプライベートな時間を

楽しみたいと考えていた。

時間が自分自身を変えたのか、それとも変わったのかはわからない。

今は昔の考えとは違う。

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認識力の差

2013年12月08日 | 考える
季節外れに暖かい11月の終わり、娘と公園に行った。

ドングリを拾いたいというので、一緒にドングリをさがしていた。

下を向いて、ドングリを探しながら歩く。

そこで、虫が歩いているのを見た。

よくよく見たら、セミの幼虫だった。

もう、11月なのに。

娘は虫が気味が悪いようで、近づかない。

そのセミの幼虫は脱皮もできないだろう。

明日には寒くて死ぬかもしれない。

だけど、脱皮をするべく、公園を歩いて

脱皮できそうなぶら下がる樹を探しているのだろう。

「認識力」という言葉が頭をよぎる。

もしセミに認識力があれば、どう考えるだろう。

「周りに自分以外にセミがいない」
「セミの鳴き声が聞こえない」
「思ったより寒い」
等々、考えて、すでに夏が終わっていたのだと悟るだろうか。

何年間土中にいたのか知らないが、

既に不可避な「確実な死」の中にいる。

すべてが遅すぎたのだ。

きっとセミは何も感じ取れはしないだろう。

だけど、僕はこのセミのようにはならないようにしなければ、

と考えさせられた。

自分に残された時間がどれくらいなのかはどうやったってわからない。

そうであるならば、せめて悔いのないように生きていたいと、

思った。
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