いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

処分できなかった手紙(2)

2017年08月14日 | 考える
読み進めているうちに、ああ、こんなこともあったなぁと懐かしい気持ちに。
その一方でもう戻れはしないとい焦りのような感情もあり。

結局捨てることもできず、再び押し入れの中へ保存することに。
「若さ」はキラキラしていて、中年になってしまった自分にはまぶしいものだ。

ちょっとづつ読み進めて、
十分に慣れたら少しづつ捨てていこう。
ただ今はまぶしすぎて捨てることはできない。

ハタチ前のころ、初めての一人暮らしで慣れないながらも
一生懸命に生きていた。
そして、誰かを好きになることは素晴らしいし、
自分は一人ではなかったのだと、改めて実感できるものだと思う。

今はメールなどですぐに消えてしまうが、
昔は手紙しかなく、20年余りたった今も、
当時のまま読むことができた。

おっさんになった僕は、昔を懐かしんで
たまにその輝きをまぶしく見つめる。

もう戻らない日々を、当時の流行の曲を聴きながら。
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