下館幼稚園のブログ

下館幼稚園での子どもたちの様子などについて先生たちが綴ります

最後の保育参観でしたね

2012-02-22 18:48:00 | Weblog

梅の硬い蕾が大分膨らんだのではないかと思える暖かな日ざしの中、園児たちがお母さんと手をつないで登園してきました。二人の子が手をつなぎ、もう一方の手をお母さんたちがつないでいる微笑ましい姿もありましたね。今日は今年度最後の保育参観・懇談会の日でした。お母さんたちと一緒に、またお母さんたちに優しく見守られて幼稚園で過ごす日は子どもたちにとっては特別な時です。みんなとても嬉しそう。これまでは、お母さんを意識するあまり、一時も離れることができずに泣き出してしまう子もいましたが、今日は泣き出す子もおらず、「みんな成長したなあ」と思わされる日にもなりました。子どもたちにとっての一年は我々大人とは比べることも出来ないほど大きな成長の時間ですね。

今日のクラスでの主な活動は、つぼみ組さんは、画用紙を使って自分たちで雛人形を作る様子を見ていていただきました。はな組さんは、折り紙でモグラを作り、それに棒をつけて土のトンネルから顔を出すモグラたたきゲームをお母さんたちと楽しみました(モクラくん、簡単にはたたかれませんでしたね。その後、春の野に出て来る動物たちと一緒に、しっかり壁面を賑わせていますね)。そして、とり組さんは「おもいでビンゴゲーム!(私が勝手に名づけました)」。お当番のグループに分かれたチームが、それぞれに思い出深い園の行事の絵を、何枚かの紙に描いて縦横に並べます。みんなが描き終えたらグループ毎に自分たちが描いた行事を一つずつ発表して、その同じ行事の絵を描いていたグループはポイントをゲット。早くビンゴになったチームが勝ちというゲームです。行事の特色をとてもよく捉えていてすぐにそれと分かる絵を見せながら「おいもほり」「えんそく」「おもちつき」などと次々に発表してくれました。当ったチームは「やったー!」と躍り上がって喜んでいました。みんなとっても楽しそう。それを見ているお母さんたちもまた素敵な笑顔になりましたね。子どもたちの喜ぶ姿を見ることは、親(大人)たちにとっての幸せ。子どもたちの笑顔が大人(親)たちの笑顔を生み、この世界を善きものへと変えるという言葉の真実を感じた時でした。

とり組の保護者の皆さまにとっては、幼稚園最後の保育参観と懇談会、どのようなお気持ちでお子さまのことをご覧になっておられたのでしょう。親子で園を後にする姿を見送りながら、卒園の日が近いことを改めて思わされていました。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お餅つき | トップ | 鮭いってらっしゃい »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いろいろ思い出しながら・・・。 (アリトモ)
2012-03-16 20:13:24
最後の参観日でしたが、最初の参観日の事を思い出していました。お友達とイマイチ馴染んでいないような、慣れてきたような・・・複雑な心境で見ていた事を思い出します。
いつの間にか、教室の隅に座ってしまったり、輪から外れたりと、いろいろあったなぁと。
入園した時、"卒園までにお友達と手をつなげるように。"と思っていましたがしっかりクリアされ、みんなと遊べるようになって、みんなの前で発表したり飛び跳ねて喜んだりする姿を見て、息子の成長ぶりに本当に嬉しく幸せに思いました。
温かく見守って下さった先生方、一緒に過ごしてきたお友達に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事