gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

薩摩焼・白千代香(しろぢょか)

2008-06-06 18:41:49 | Trip&Bike
先週鹿児島へ行ったとき、記念に白い薩摩焼か薩摩切子(ガラス)を買いたいと思っていた
薩摩焼も薩摩切子もあちこちで見かけたのだが、私に買えそうなものは黒薩摩だけで
美しい色彩を施した白薩摩と黄色や緑色もある薩摩切子は、高価で手が出なかった

しかし・・旅の最終日に訪れた飫肥で、古物商の露店を見つけそこで白薩摩を手に入れた
写真の「白ぢょか」直径21㎝・7合入る大きなもの

「ぢょか」は千代香と書き、焼酎を嗜むための酒器である
黒は庶民向け、白は城で使ったらしい

簡単に水やお湯割ってしまう焼酎だが、本来はいただく1~3日前に水で割り、ぢょかの中で寝かせて、
黒ぢょかならば直火、白ぢょかならば湯煎で人肌程度に暖めて嗜むのだそうだ

そう言えば、名古屋市内の焼酎道場「ももガッパ」では、メニューに「水割り」は存在せず、
水割りがほしい方には既に割って寝かせた焼酎を提供していた
余談だが、この店の「ももガッパサラダ」(キュウリのサラダ)はおすすめ

飫肥の露店は、飫肥を案内するボランティアガイドさん達が出していた
このぢょかと蓋付の湯呑みと宅配送料、計8千円で交渉成立 本人は佳い買い物だったと思っている
コメント (2)
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