gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

ディープ大阪吟行Ⅴ-1

2011-08-07 12:27:58 | たべもの
昨日はディープ大阪吟行第5回
言うまでもなく楽しく充実した吟行会であった
3回句会をこなして17句を出した
ご想像通り3回目の句会は、みんな酔っ払っているから
俳句というより???

で、吟行報告の前に、厨さんのリクエストで
昼食の蕎麦屋について書かねばならない

淀屋橋から市役所・中央図書館・・・中之島を渡って、裁判所を北へ
ちょっとした脇道の角でこいやすさんの「ココだ」
全員が左手に折れると「なにわ翁」と染め抜いたのれんならぬブラインド

おお 翁達磨系の蕎麦屋だ
更科ばかりが目につく大阪で、翁を食べられるとは、なんとうれしい
こういうサプライズがあるから地元人案内の町歩きはやめられない
まずはエビスで乾杯
わたしは「鴨蕎麦」と「きずし」
正確には冷し鴨汁そばと鯖のきずしを注文

じつは「きずし」って言葉を知らなかった
出てきたのは〆サバ

肉は厚過ぎず硬過ぎず柔らかすぎず
お酢の加減が上品で鯖のあぶらをやさしくする
みんなでシェア、私だけ2切れ

そばはもちろん国産、岩手や北海道のそばを使っているようだ
まずは、蕎麦だけ食べてみた
まったく雑味がない
これだけで、塩、七味、山椒、わさびと食べ分けてみたい感じ

鴨汁は、そばを美味しく味わうのにギリギリの味加減
鴨の燻霧状態がいいのだろう ほんの少しフっと鼻を抜けるチップ煙の匂いが
そばにも広がりを持たす
禅味会一茶庵や翁系の鴨汁を食べ比べるのも楽しみのひとつ

締めのそば湯 申し分ない

こういうお店 そりゃ流行るわ
書き忘れた なにわ翁はミシュラン1つ星だよ



コメント (4)
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