gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

父のがん

2012-11-10 22:26:39 | それ以外
貧血の数値が徐々に悪化していた父が、8月のキャンプ中に倒れた
主治医が「がん」を疑って精密な検査を勧めたのが晩夏
父のボーイスカウトリーダーのネットワークで、入院先や担当医が決まり
9月の下旬に入院検査
みごとな直腸がんが見つかり、そのまま入院を続けて10月に手術
外科の執刀医もたまたまご縁のあるドクターで、父も家族も不安なくすべてを委ねた

手術は直腸とS字結腸を10センチほど切除して無事終了
いったん退院、今は再入院しての抗がん剤治療

ご飯のにおいだけで気分が悪くなる。という父に「つわり」だね。と返して沈黙が続く
明日には何か食べられるようになるんじゃない。とポツリ
病室で、問わず語りの訥々とした会話
気の利いた話もないし

日々色濃くなる公園の木々を病室から見下ろし
紅葉且つ散る・・なんて
病室に入る南の陽があたたかい
コメント (6)
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