まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

タニウツギ…田植え花のお話

2013年05月29日 | 日記
毎年田植えの時期にピンク色の花を咲かせる。

ワンコと散歩していると、そこ、ここに、たくさんの花ざかり。
山の緑に淡い紅色、濃い桃色、薄い白などが映えている。

少しだけ頂いて、花瓶に活けましょう。

しかし、この花…どの家でも飾ったり、活けたりしてるのを今まで見たことがない。
この時期、山里に豊富に咲きすぎているので、見飽きているのか。
家の花壇に、様々、取り取りのお花があるのでさし当たって興味もないのか。
もしかして、何かいわれ有りで忌み嫌われている花なのかも?

  

どうせ私は変わり者です。大きめの花入れに入れてみました。

やはり物事には理由がある。花がもたない。
水揚げが悪い。
山裾で苔、シダなどの多い場所。小川の側、水辺、湿地が良いらしい。

「タニウツギっていうねん。枝の中、髄〈ずい〉が中空になる。空木〈うつぎ〉っていわれとる」
……らしい。友人に聞いた。調べるよりも聞く。
努力のかけらも出来ない私。
水を吸い上げる力が弱い。お家の中では住めない花なんですね。

花として咲ける場所で、「せいいっぱい」を咲かせているタニウツギ。

いい感じがする。そこの所が本能的に気に入って家に飾ろうと思った私…であったのかも。
ムフフ。

花をさかさまにするとその姿が愛らしい。
今は昔、田植え時期に娘さんが着物の裾を絡げて苗を植える。
田植え花、もしくは早乙女花ともいわれているそうで…。

今年もこの山里にたくさんの花を咲かせてくれて有難う。

来年も又、田植えの時期にお逢いできる事を…楽しみに。





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