天王山…頂上決戦

野球のお話。
頂上決戦は楽天の勝利に終わった。
最後は前夜１６０球を投げきったエース田中将大が９回を締めて、完封リレーを完成させた。

星野仙一監督（６６）にとっても中日、阪神時代を通じ、指揮官として４度目の日本シリーズ出場。
初の「日本一監督」の座をつかんだ。
☆疲れている。顔の表情。身体の動き。病気を隠している感じを受けたが、悲願の日本一。
勇退の花道。

巨人軍は選手層が厚い。
ベンチ全員が他のチームでは、スタメンと言ってもいい。
原監督も好采配を振るったが、流れというものがある。

開幕24連勝。
野球の神様がマー君の頭上に降りてきている。
嶋君のりードも巧し。巧者である。

息子二人は野球をやってきた。
一緒に走っててきた９年間。
スクイズを決めた一瞬。風の力を借りたホームラン。
チームの援護を受けながら、投げぬいた県大会。怪我も故障も熱発も…ものともせずに。
休みなんてなかったやねぇ。
二人とも、野球で学んだ事は多かったと思うし、私もいい経験をさせてもらった。


二人の野球観戦…飛び交う会話を聞きながら…楽しく、面白く見たシリーズ６戦目。

まー君のスプリットは犯罪やなぁ。
うん、うてるきが、しんと思うよ。スライダーもな。
安部っ…頭つかってリードしてくれ。プロやろ。
菅野は安定感あるよな。うん、安定感しかない。
長野はストレート以外捨てたな。
村田、いい守備。身体でかいのに、切れ味がいいよ。
ためとるなぁ。
嶋のリードいいよ。巧い。
ロペス…合わせてきたねェ。
プロやなぁ。金もらうだけの事しとるねぇ。
どちらのチームのファンでもない。
胸のすく、はらはらする、ゲームを見たい。
神様、仏様、稲尾さま…一世代前。
神様、仏様、バース様…もあった。

神様、仏様、田中さま。
今年は、マー君の豊穣の年。

さて、来年は。メジャーでダル君と投げ合うのかな？
勝負の世界は、非情である。

勝手なことばかり言って…見ている分には面白い。