素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

ママ、切り刻むほど愛してる(キャッチコピー)

2017年04月19日 19時27分03秒 | 日記
今週の笑ゥせえるすまんNEW「弁当戦争」で、親元から会社に通っているマザコン男の話ありましたけど。
彼、ちょっと可哀想だなと思いましたわ。

なんというか、ブレインデッドを思い出した。

ゾンビ映画なんですけどね。
テーマが「過干渉、過保護も立派な虐待」

母親にべったりと愛されている男が主人公で、ある日偶然、若い娘に出会い、恋に落ちるんですけど

母親が彼に干渉し、恋が上手くいかない。

ちょうど、弁当戦争の彼みたいに。
子供の人生を自分のエゴで捻じ曲げてくるんですね。
本人は息子のためだとか言ってるわけですが。

その後、彼の母親は噛んだものをゾンビにしてしまうネズミだったから猿だったかに嚙みつかれ、結果生きながらにゾンビに変身してしまうんですが。
そんな母親を「自分を愛してくれたママだから」と、必死で庇い、世間から隠し通そうとする。

そして最終的に、ゾンビ感染が拡大し、大変なことになる。
そこで色々あって「ママを殺さなければ」と決意を固めた彼は、ゾンビになった母親を倒して、人生の自由をやっと手にするというラストで。

実際に「親を殺せ」ってわけじゃないですが、親離れ、子離れって大事だよな。
真に子供のためを思うなら、子供の人生に親は過度に踏み込むべきじゃないよな。
人生という道で、すっ転んで足を挫いて一時的に立てなくなっているときに、手を貸してやるくらいはしてもいいとは思うけど。

そう、視聴後に思える面白いゾンビ映画ですわ。

で、「弁当戦争」のラストの「(息子を)トルナ」弁当で、そんな映画を思い出し。

彼、母親に虐待されてたんだな、マザコンで気持ち悪く見えるかもしれないけど、可哀想だな、と。

見てて思いました。