素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

蹄の話。

2020年08月15日 00時00分00秒 | 日記
今週のRe:ゼロで、魔獣が出てきたシーンで。
さまざまな動物の部位が融合したキメラ状態だな~
角生えてるな~
あ、脚は普通の鉤爪が生えた足か~

と、ここまで見て。

そういえば。

蹄の動物って、草食獣だけだよなと。
肉球を持つ動物で、草食は居る(カンガルー、ウサギ……)けど逆は無い……んじゃないかな?

今更ながらに気づいたんですけど。

おそらく、肉球の足よりも、蹄の足の方が走りやすいんではないのかなと思うのですが。
固い足の方が、柔らかい足よりは足痛くなんないですよね?
走りやすければ、獲物の追跡時に有利ですよね。

にも関わらず、蹄の動物で肉食獣が(多分)居ない。

これの理由って、足音を殺せないからでしょうか?
捕食者としては、足音を殺せる方が、走りやすいってことよりも有利に働く
そういうことなのかな?

では、それは何故か?

そりゃ、獲物を簡単にゲットできる可能性が高い方が生存競争で有利だから、ですかね?

蹄の足だと足音を殺せないから、獲物を得るのに獲物とのガチ追いかけっこが必須になってしまうけど。
肉球の足だと、潜伏しながら近づいて、不意打ちで楽々獲物ゲット。
これが夢見れるから。

で、その夢が、生存競争では大きく働いて。
蹄を持つ動物が、肉食になることを許していないのかな、と。

そんな大げさな。たまたまじゃね?
生物が進化の過程で枝分かれする際、蹄派になったのがたまたま草食獣だっただけだよ。
と言われるかもですけど。

例えばカンガルーですが。

現存するカンガルーは、ほとんどが草食動物ですが。
絶滅動物になってしまうけど、かつては肉食で他の動物を襲って食うカンガルーも居たそうで。

こういう、同類間での、食性が違う別種、が許されるなら、ほとんどが草食の馬でも、肉食の馬が現れても変ではないと思うんですよ。
でも、そういう事例は聞いた覚えが無いので。
聞いた覚えが無いのであれば、多分そこには何らかの理由があるはず。

で、その理由こそ「忍び足が出来る方が、かけっこが出来るより捕食者としては有利」
これなんじゃないですかねぇ?

……その観点でいくと。
さっき例に出した肉食のカンガルー。
絶滅したの、そういう理由なんじゃないのかな?

移動方法が現状生きてるカンガルー種と同じとしたら。
あのぴょんぴょん跳ねる移動方法で、忍び足はできんだろうし。