なれの果ての僕ら感想

やっぱり腹部への一撃あったか。
で、内臓破裂。

想定してたのよりは多少マシでしたかの。
あくまでネズを庇っての被弾、一撃ですしな。

自分が想定してたのは、マジで未来を殺すつもりで腹部に消火器を叩き込むパターンだったんで。
頭狙わない分、憎悪の深さが半端ないですし。

頭だったら即死だけど、内臓破裂は死ぬまで間があるはずだと思うものな。
そこをあえて狙うところに、憎悪を感じる。
なるべく死ぬまでに苦しめばいい、みたいな。
（まぁ、実際はほぼ即死みたいな感じでしたけどね）

未来を殺ってしまった後。
ネズに消火器を振り下ろすときのしょーやんに、若干の躊躇いがあるのが良いですね。
未来を殺して多少我に返ったんでしょうね。
つまり、しょーやんにも良心があったということでしょうか？

良心がある？
じゃあなんでやったんだよというと、それは

「今更引き返せない」

これじゃないかな？
ある意味自分の行動に責任を取った、みたいな。

どこがだ、意味不明、って思われるかもですけどさ。
ネズを殺すために、巻き添えで未来を殺ってしまった。
ここでネズを殺さなければ、未来の死は何だったんだ？
無駄死にじゃないか！！
だったら自分の決断を完遂させないと！！

こういう感覚ですかね。
（やっぱり意味不明？）

極めて自分本位で、勝手な考え方ですけどな。
何か行動を起こして、犠牲を出してしまった以上、その行動を完遂しないと、自分が行動を起こした意味が否定される。
途中で止めるということは、自分の行動を起こした理由が正当でないことを自分で認めた。そういうことだ。
そう思われるのが嫌だから、ネズに消火器を振り下ろしたんでしょう。

一番分かりやすい表現だと「自分の面子を守るために、内心躊躇いがあるのにネズを殺そうとした」これではないかな？

お前の面子で殺されてたまるかよ！！
いやはや、ごもっとも。

でも、外面ばかり気にする、承認欲求が強いしょーやんだからこそ陥りやすい心理状態だと思いますね。

で。

大切な恋人を殺されて、さすがのネズも殺意に目覚めましたの。
その前に、仇のしょーやんがみきおに殺されてましたけど。

そして。

……現在のネズが登場しましたが。
どうみても、悪堕ちしてるよなぁ。

みきおが死んだ後も殺し合いが続いたらしいけど。

……ひょっとして、悪堕ちしたネズが引き継いだのか？；