素振りブログ。

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芋煮

2021年02月02日 06時13分46秒 | 日記
今週のおそ松さん、ネタで東北のイベント事「芋煮」が出てて。
懐かしい気持ちになりました。

何でしょう?
脚本書いてる人が東北出身者なんでしょうか?
多分だけど、芋煮は一般的には有名なイベントでは無いよね?

私自身、東北行って初めて知ったし。

確か、秋のイベントだったかな?
研究室だとか、下宿だとか。
そういうグループで、河原周辺に集まって、集団で芋の煮物を作るんですわ。
花見みたいな感じですね。
当然酒も出る。

私、大学は山形だったんで、だいぶ長いこと芋煮には参加してて。
当時を思い出して懐かしい気持ちに。

しかし。

ホントかどうか分らんですが、味噌か醤油かで対立ってあるんですか?
山形の方だと、牛肉、里芋、醤油。
この3点で、外で作るのが「芋煮」でしたけど。

他の県では味噌を使うところもあって、その場合はじゃがいもと豚肉を使うらしい。
聞いてはいた。

でも、それで対立があるという話は知らなんだ。
しかしま、ありそうな気はする。

東北では恒例のイベントなわけですし。
そういうものは拘りが強くなり。
拘りができると、他が間違っているという思いが強くなるのは自然。
そうすると、対立が生まれるのが自然な流れ。

まあ、そのぐらい芋煮は東北では重要なイベントなんですよ。
花見と並ぶくらいに。

私としては、ずっと醤油味でやってきたから、芋煮といえば「牛肉・里芋・醤油」の山形スタイルですわ。

で、松野家の面々は山形スタイルで戦おうとしてましたけどさ。
料理する身としては、里芋を皮を剥くところからはじめるなら、下茹で処理が要るだろと思いましたね。
下茹で処理しないと、里芋はヌルヌルし過ぎて食材として適さなくなるんですけど。
皮剥いていきなりドボンは駄目なのよ。そこ、拘って欲しかった。
なので、芋煮のときに使う里芋は、大体、スーパーで売ってる「すでに剥いた状態で売ってる里芋」でしたね。
私の場合は。
外でやるから、下茹で処理するの大変なので。
(竈を石で作って、薪をくべて煮炊きするんで、下処理用の竈を作るのが大変すぎる)
あと、出汁も昆布使ったりしないで「だしの素」を使ってたなぁ。

気持ちとしてはそりゃ「全部が全部、イチから作った方がいいのでは?」って思うでしょうけど。
現場的にはそうも言ってられないところあるから、妥協するべきところは妥協してましたね。
何事も、理想通りにはいかないものです。