素振りブログ。

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魔界転生について

2021年06月22日 12時59分37秒 | 日記
魔界転生(まかいてんしょう)は、見たの小学生の時だったかな?
映画の。(ジュリーが天草四郎時貞やってるやつね)

この作品、思い出深くてね。
小学生の時の記憶だったんで、いい加減ですけど。
妖刀村正の存在を知ったの、この作品だったんですよ。

原作小説だと、転生衆のひとりでしか無かった天草が大ボスの扱いで。
確か、転生衆は超人であり、特殊能力を持ってて、かつ倒すには村正を使わないとその命を断つことは出来ない。
そんな設定になっててですな。

後で原作を漫画で読んで「ジュリーの映画と全然違うじゃん」と思ったなぁ。

原作だと、選ばれた女と死ぬ前にセックスし、絶命すると同時に超人的身体能力を持つ魔界人として、セックスした女の肉体を繭にして羽化するという設定。
ジュリーの映画だと、ただ「自分の人生が口惜しい」と口にするだけでOKだったんですけどね。

小説や漫画で読むなら、原作の設定の方が面白いとは思うんですが。
映画だったら、映画の設定の方が面白いかなぁ。

映画の設定だと、女の肉体が内側から食い破られて、魔界人になった達人たちが転生するシーン、描かなくていいもの。
で、村正でしか転生衆を倒せないってオリジナル設定つけると、映画としてはそれを振るえる主人公の柳生十兵衛に全てを託す感が出て盛り上がるし。

……ここまで書いて。
ちょっと「推しの子」の原作改変問題を思い出してしまいましたね。
メディアの違いにより、内容を変えてしまうというところに。

まぁ、キャラ改変は言う程酷くはないと思うんですが。

話の流れ、全然別モノになってるから。

当時の山風ファン、この映画観てどう思ったんかねぇ?
そこが気になりますな。