https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-16000000-cbn-soci
〔パリビズマブ(遺伝子組み換え)〕商品名はシナジス筋注液50mg、同100mg。新生児、乳児、幼児におけるRSウイルス感染による重篤な下気道疾患の発生抑制に効能・効果がある。「重大な副作用」の項に「血小板減少」を追記。国内の症例が集積したことなどを踏まえ、改訂することが適切と判断した。過去3年の副作用報告で、「血小板減少」の関連症例が4例(医薬品との因果関係が否定できない症例は1例)あった。
〔ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩〕商品名はプラザキサカプセル75mg、同110mg。非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中、全身性塞栓症の発生抑制に効能・効果がある。「重大な副作用」の項に「急性肝不全」「肝機能障害」「黄疸」を追記。国内の症例が集積したことなどを踏まえ、改訂することが適切と判断した。過去3年の副作用報告で、「急性肝不全」「肝機能障害」「黄疸」の関連症例が5例(医薬品との因果関係が否定できない症例は1例)あった。
〔インターフェロン ベータ〕商品名はフエロン注射用100万、同300万、同600万。C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善などに効能・効果がある。医薬品医療機器総合機構(PMDA)の調査を踏まえ、改訂することが適切と判断した。「用法・用量に関連する使用上の注意」の項のC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善に関する記載に「投与期間は34-36週間」などと追記する。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170912-00187228-toyo-bus_all
2000年刊行のロングセラーで、この夏に新刊として改題・文庫化された『子育ての大誤解――重要なのは親じゃない』の著者にして、アメリカの教育研究者、ジュディス・リッチ・ハリス氏は、「子育てにおいて、親の努力はほとんど無駄になる」という。ハリス氏が、子どもがどんな大人に育つかはすべて親の責任であるという「子育て神話」を一刀両断する。
世間でまことしやかにささやかれる、これらの言説。その裏にある考え方を、私は「子育て神話」と呼んでいる。それは、親の育て方が子どもの人生を決めるという考え方だ。子育て神話によれば、子どもに文化や知識を伝えるのも、将来、社会で一人前の大人として認められるよう準備を整えさせるのも、すべて親の役目となる。だから親は必死で「よい親」になろうとする。その心理的負担はとても大きい。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170908-00000048-sasahi-hlth
尿路結石は、腎臓や膀胱でできた結石が、上部尿路(腎臓~尿管)や下部尿路(膀胱~尿道)にたまったり詰まったりする病気だ。約96%が腎臓でできた結石が原因の上部尿路結石で、その9割以上をカルシウム(シュウ酸カルシウム)結石という石が占める。
石ができる原因はまだ不明だが、脂肪分の多い食事、暴飲暴食、生活習慣病、水分の摂取不足、遺伝など、多くの因子がかかわって発症すると考えられている。
石が腎臓内にとどまる間は腰のあたりが重い、または違和感がある程度で、無症状のことも多い。しかし移動して尿管に詰まると背中や腰周辺の激しい痛み、発熱などが起こる。強い痛みに救急車で運ばれるケースも少なくない。X線検査、CT(コンピューター断層撮影)検査、超音波検査、尿検査などで診断する。
石が10ミリ未満で症状が軽ければ、排石促進薬を用いるなどして経過観察することもあるが、1カ月たっても自然排石されない場合や、10ミリ以上の石には、石を砕いて排石する。それには次のような治療がある。
▼ESWL(体外衝撃波結石破砕術)
皮膚の外から衝撃波を当てて石を小さく砕き、尿といっしょに排泄させる。皮膚にも体内にも傷をつけず麻酔も入院も不要なので、からだへの負担は少ない。しかし石の大きさが10ミリ未満に限られることが多く、硬い石は砕けないことがある。また、砕かれた石が自然排泄されるのを待つので時間がかかることもある。
▼TUL(経尿道的結石破砕術)
尿道から直径約2ミリの内視鏡を入れ、レーザーを石に当てて砕き、バスケット鉗子というかご状になったワイヤで包んでつまみ出す。尿管の途中までに用いるr-TULという硬性鏡(まっすぐで曲がらない)と、f-TULという、それより奥の尿管や腎臓に用いる軟性鏡(胃カメラのように曲げられる)がある。おもに大きさ10~20ミリ未満の結石に適用される。入院は3~4日程度。
▼PNL(経皮的腎砕石術)
背中に直径約1センチの孔を開けて硬性鏡を入れ、腎臓に到達。超音波などで石を砕き、バスケット鉗子でつまみ出す。石の大きさや硬さを問わずおこなうことができる。他の方法に比べてからだへの負担は大きい。入院期間は約2週間。
近年、二つの方法を組み合わせて、より患者の状態や要望に沿った完治治療がおこなえるようになってきた。
石が腎臓の中で結晶のように大きく固まったものが、「サンゴ状結石」だ。サンゴ状結石があると尿の流れが悪くなり、腎臓が腫れて「水腎症」を起こしてしまう。30ミリ以上という石もめずらしくなく、PNLをおこなうことになる。
しかし、PNLは硬性鏡を用いるので、内視鏡が届かない場所が生じる。そのため2回、3回とPNLを繰り返したり、一度に2本内視鏡を入れるなど、からだへの負担が大きくなることが多かった。最近、このデメリットを補うために、PNLとf-TULを組み合わせたミックス手術が実施されるようになってきた。
順天堂大学順天堂医院泌尿器科の磯谷周治医師は次のように話す。
「石を残すと、また大きくなって、水腎症を再発させるリスクが高くなります。負担が小さく、石を残すことの少ないミックス手術は有効だと考えられます」
二つの手術を同時におこなうため、他の手術に比べて医師の数も多く、手術時間は約2時間になる。また、手術の合併症として、腎臓からの出血や感染による発熱などが起こり得る。合併症を抑え、排石率を上げるために、術前にはCTの3D画像などを用いて綿密にプランニングする。
ミックス手術は腎臓のほかに尿管にも結石があるケースにも適している。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170912-00000014-pseven-life
「この12年間における“糖質制限ブーム”や健康意識の高まりで、日本人の糖質摂取量が1日平均15グラム減ったにもかかわらず、糖尿病患者はおよそ100万人も増えました。もちろん高齢化の影響もあるのかもしれませんが、それにしても糖質制限との『負の相関』が際立っている。この矛盾は、“糖尿病のパラドックス”と呼ばれています」
人間が摂取した糖質は血液中に溶け込んで「血糖」となり、全身に運ばれて生命活動を維持するエネルギー源となる。血糖の量を示す「血糖値」は食事をすると増加し、通常は食後1~2時間をピークに減少する。
このとき、一定の時間を超えても血糖値が下がらない状態が「糖尿病」だ。糖尿病になると血糖が血管を傷め、脳梗塞や心筋梗塞など命にかかわる合併症を招くこともある。
糖尿病対策として重要なのが「血糖値を低くコントロールすること」だ。「糖質制限」によって血糖値を上げる原因となる糖質を減らす。これが近年、主流となっている糖尿病への対策であり、そのための食事法も関心を集めている。
だが、先に挙げたデータは、糖質制限が糖尿病の対策にならない可能性を示唆している。それどころか「糖質制限が糖尿病の原因となっている可能性がある」(前出・高田医師)というのだ。
「糖質を制限すれば、体内から糖が無くなるわけではありません。体内の糖質が不足すると、脳が活動を維持できなくなるなど命にかかわる障害が出てしまう。それを防ぐために、筋肉を分解して糖を生み出す『糖新生』という反応が起こります」(同前)
糖新生は、空腹とともにストレスを感じた際に脳から分泌されるホルモン「コルチゾール」によって引き起こされる。だが、筋肉を溶かしてまで糖を生成する「コルチゾール」が分泌されるほどの低血糖状態は、人体にとってかなりイレギュラーなことだという。
「低血糖状態から体を守るために、コルチゾールは糖新生と同時に、上げた血糖値を維持するために『インスリン』の効きを悪くして血糖値が下がるのを防ごうとしてしまいます。そうなると、今度はインスリンが効かなくなってしまう。その結果、血糖値を下げられなくなって、糖尿病になるという可能性が指摘されているのです」(同前)
高齢者はそのリスクがより大きくなるという。
「高齢者は加齢にともなって筋肉繊維が細くなり、筋肉が衰えている。その状態で糖質制限により『糖新生』が起きると、筋肉がさらに衰えてしまいます。
筋肉が衰えすぎてしまうと、L-システインというアミノ酸の血中濃度が増し、さらにインスリンの効きが悪くなって血糖値を低くコントロールできなくなることが研究でわかっています」(同前)
糖質を制限するとインスリンが効きにくくなるうえに足腰が衰え、それがさらなる糖尿病リスクを生じさせる。「糖尿病パラドックス」は「負のスパイラル」に発展しかねない、という指摘である。
◆インスリンを作れない!
糖質摂取を減らすことが健康法として注目される半面、「糖質制限で糖尿病になる」という説は近年、世界の研究機関が懸念するテーマとなっていた。
豪メルボルン大学のラモント教授が2016年に科学雑誌『nature』オンライン版に発表した論文によると、「低炭水化物食」(糖質制限食)を与えたマウスは、インスリンを生成する「β細胞」の機能が減少していた。
「糖質制限を始めるとインスリンの分泌が減り、生成元である『β細胞』の活動が低下する。使わないと衰える筋肉と同じように、ある程度の期間、糖質制限を継続すると、休み過ぎでβ細胞の機能低下を招きます。そうなると、糖質を摂取した際に、インスリンを分泌できなくなり、高血糖状態になってしまう」(
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170912-73206932-health-hlth
たるまないために、最も気をつけるべきなのが、体脂肪の急激な増減だ。特に、食事だけのダイエットで急にやせると、たるみはひどくなる。
「年齢が上がれば上がるほど、体脂肪の増減に応じて、真皮が伸び縮みしにくくなる。ダイエットするなら、1カ月に1kg程度が目安。また、ダイエットでは、運動を併用することが不可欠だ」とみやた形成外科・皮ふクリニックの宮田成章院長は話す。
一方、今ある「たるみ」を改善するのに必要なのが、筋肉へのアプローチだ。「筋肉量が増えると、外見上のたるみを改善する効果が期待できる。70代でも80代でも筋トレをすれば筋線維を太くすることは可能。それには、筋肉にある程度の負荷をかける必要がある。目安は、最大筋力の6割程度の負荷をかけた筋トレ。6割とは正しいフォームで20回ぎりぎり行える程度の負荷だ。ウオーキングやランニングの負荷は、3割程度で、筋肉の減少は食い止められても、筋線維を太くするまでには至らない」と東海大学スポーツ医科学研究所有賀誠司教授はいう。
また、体をボディスーツのように包む「筋膜」がよじれるとたるみの原因になる。このよじれを日々解消しておくことも大切だ。さらに、「あくまで実感だが、うどんとおにぎりのような“糖質セット”を食べているような人は、顔がたるんでいることが多い」と青山エルクリニックの杉野宏子院長。糖質のとりすぎにも注意しよう。
たるみ対策は、運動・食事の両面からの、まさに体を内側から元気に若々しく保つためのもの。見た目だけにとらわれず、健康法として続けるのも手だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00006033-nallabout-hlth
溜め込み症の研究では、3つの要因が関わっていることが分かっています。
□収集する
健常な人は必要な物だけを買い、不必要なものは買わないと判断することができます。一方、溜め込み症の人は、「必要かどうかを考える過程」に何らかの障害があり、不必要なものでも購入したり、拾ってきてしまうことが分かっています。その結果、家にさまざまなものが集まっていくことになります。
□捨てられない
ものを集めてきても、「捨てる」ことができれば、ゴミ屋敷になることはありません。健常な人は「必要のないものを捨てる」ことができるのです。一方、溜め込み症の人はそれができません。
溜め込み症の人がものを捨てられない理由は、3つに分類できることが分かっています。1つめは「感情的なつながり」です。例えば、自分宛ての請求書が入った封筒に対して愛着が湧いてしまい、捨てることにとても苦痛を感じてしまうのです。2つめは「何かの役に立ちそうな気がする」です。例えば、壊れて使い物にならなくなった冷蔵庫でも、何かの役に立ちそうな気がして捨てることができないのです。3つめは「偏った個人的な好み」です。例えば、ペットボトルの蓋など、あまり多くの人が集めたいと思えないものが好みの対象になります。
□整理できない
これまでの症状があったとしても、それだけではコレクター(収集家)と言われるかもしれません。しかし、溜め込み症の人は「集めたものを整理できない」という特徴を持っています。そのため、がらくた・ゴミが散乱した家になってしまうのです。
溜め込み症を治療する上では、次のような問題が指摘されています。
・自分が病気であることを否定する
・がらくた・ゴミがたまっているという認識がない
・治療に対して防衛的になる
溜め込み症の治療には認知行動療法と呼ばれる心理療法が用いられます。認知行動療法では、溜め込み症の3つの要因に対して、それぞれに対策を立てて治療していきます。
□収集する
これは、本人と一緒に町中を散策しながら治療を行います。溜め込み症の人は、散策中でもさまざまなものに注目して、拾って帰りたくなる衝動に駆られます。その際に、治療者が「本当に必要なものなのか?」などのように問いかけていきます。この練習を通して、必要なものなのかを考える習慣と、必要のないものは拾わない習慣を身につけます。
□捨てられない
溜め込み症の人は、ものを捨てる際に感情的な苦痛が伴うために捨てられません。そのため、捨てる際の感情的な苦痛に慣れてもらうために、がらくた・ゴミを実際に捨ててもらう練習をします。この練習の最も大切な点は、溜め込み症の本人が捨てることです。たくさんの苦痛を経験することで、がらくた・ゴミを捨てることへの苦痛が緩和されるのです。
□整理できない
この症状に対しては「捨てるものをしっかり定義する」という方法をとります。例えば、10年間使っていないものや、2つあるものは捨てる。自分に合わない服や装飾品は、捨てるなどのルールを一緒に決め、整理する練習を行います。
日本では、まだ溜め込み症が病気であるという認識が広まっていません。単に物珍しいという理由だけで、ゴミ屋敷が取り上げられています。今後は、心の病気であり、治療する方法があるのだという認識に変わっていくことを願っています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170913-00000158-dal-ent
ジャニーズ事務所は13日、公式ホームページ「Johnny’s net」などで、タレントの追跡行為などマナー違反を続けるファンに再度警告した。
「タレントが移動する際の追跡行為は、絶対にやめていただきたいとこれまでお願いして参りましたが、残念ながら過激な迷惑行為は依然として目撃されます」と現状を報告。タレントの移動や公共交通機関で大きな混乱が発生し、関係各機関から注意・警告を受けているとした。
事例は9個、列挙された。「飛行機、新幹線でタレントに近い席を取り、立ち上がって覗き込む行為」「一般の乗降客を巻き込み迷惑をかける行為」などのほか、「スタッフに向けてエアガンを発砲する行為」といった行為も記している。
事態が改善されない場合は、関係機関からコンサート中止勧告を受けることや、タレントが公共交通機関を利用できなくなるなどの可能性を伝えている。
「一部の過激な方々の行為がコンサートの開催を心待ちにしてくださる多くのファンの気持ちを台無しにしてしまうことになります。改めて『大切なお願い』です。タレントが移動する際の駅や空港などでの過激な追跡行為は今後、絶対におやめください」
文末にも「大切なお願い」と添え、事態の深刻さを伺わせた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170913-00000557-san-soci
埼玉、群馬両県の系列総菜店で販売されたポテトサラダなどを食べた客から腸管出血性大腸菌O157が相次いで検出された問題は、感染源の特定に至らない中で、東京都内の女児=当時(3)=が死亡するという最悪の事態に至った。女児が口にしていたのはポテトサラダのような「生」の食品ではなく、炒め物だった。13日に会見した前橋市衛生検査課の担当者は、発症当時の店側のずさんな衛生管理態勢や、販売形態が今回の被害につながった可能性を指摘した。
説明などによると、女児と新たに感染が確認された女性は8月11日、同市の「でりしゃす六供店」で購入したエビの炒め物やきんぴらなど、いずれも加熱された7品目を購入。そのうち4品目を食べた。2人は親族などのグループ計11人で食事したものの、残る9人は発症していない。
2人から検出されたO157は、これまで確認された遺伝子型と同じで、食事をしたのも、他の感染者と同時期であるなど共通点は多い。同店では問題が発覚するまで、量り売りのトングを複数の総菜で使い回し、さらに同一のまな板や包丁を多くの食材で使用していたとみられ、こうしたずさんな衛生管理が感染源になったとの見方が出ている。
一方で、これまでの症例と明確に異なるのは、加熱された総菜のみを口にしている点だ。前橋市保健所の渡辺直行所長らは「家庭では加熱=殺菌だが、客に提供するものは1回加熱し無菌になっても、低温になれば無菌ではなくなる」と説明。「(客が)汚れた靴で歩き回ったり、エアコンの空気で(O157が)運ばれたりすることがある」と、“二次感染(汚染)”が起きた可能性に言及した。
同店の量り売りは、客が大皿からトングを使い必要な量だけを購入する形態だった。同市衛生検査課の清水静一課長は「その部分への検査態勢が欠落していた」と、チェックポイントの盲点であったことを明かし、「従来の対応は適切ではなかった」と述べた。
日本列島縦断、連休中荒れそうです。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6253972
非常に強い台風18号は宮古島の北の海上を北上していて、先島諸島には台風18号に伴う活発な雨雲がかかり続け、宮古島では50年に一度の大雨となっている。台風は今後も勢力を維持したまま進み、17日(日)には九州に接近・上陸のおそれがある。
宮古島では14日午前5時までの24時間で471.0ミリ、同じく宮古島市城辺で529.5ミリの雨を観測し、観測史上一位の雨量を更新している。宮古島では、今後少しの雨でも、土砂災害や低い土地の浸水に厳重な警戒が必要だ。
また、九州南部に停滞する秋雨前線が、台風の北上に伴い活発化しながらゆっくりと北上する見込み。前線に向かって台風周辺に広がる暖かく湿った空気が流れ込むため、きょうは九州南部も大気の状態が不安定となる。急な激しい雨や落雷、突風に注意が必要だ。
■予想雨量(15日6時まで 多い所)
沖縄地方 200ミリ
奄美地方 150ミリ
九州南部地方 120ミリ
先島諸島は13日の夜から暴風域に入っていて、沖縄地方では猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけとなっている。台風はこのあとも勢力を維持したまま北西に進む見込みで、沖縄地方では引き続き暴風に警戒やうねりを伴った高波に警戒が必要だ。沖縄地方で14日に予想される最大瞬間風速は45メートル、波の高さは9メートルとなっている。
今後、台風の動きが遅くなるため、あす15日にかけても強風や高波などの影響が続く見込み。
あす15日は次第に進路を東寄りに変え、17日(日)には九州に強い勢力で接近、上陸するおそれがある。さらに18日(月・敬老の日)にかけては日本列島に沿うように、東日本や北日本を北上する見通し。
雨や風が強まり、荒れた天気となるおそれがあるため、今後も最新の情報に注意が必要だ。