新宿から総武線で浅草橋、都営地下鉄に乗り換えて浅草へ。初詣を兼ねて金龍山・浅草寺へ行ってきました。お天気にも恵まれ、程々の賑いで正月気分を味わいました。年末は31日の夜まで、明けては3日から仕事でしたから、今日(9日)が私の本当の正月です。地下鉄浅草駅から3~4分、大きな提灯の架かる雷門(風雷神門)から仲見世に入ります。
幟、まゆ玉飾りが正月らしい雰囲気を盛り上げています。
やがて金剛力士(阿形、吽形)が門番の宝蔵門(仁王門)が見えてきます。
門の裏に大きなわらじが吊ってあるアレですね。
門をくぐって左手には五重塔が建っています。
前方には大きな常香炉があり、そこから盛大に煙がたなびいて幽玄な世界が広がります。
(本堂側から撮影)
右手にはお水舎、正面には本堂(観音堂)が悠然とそびえ建っていました。
浅草寺を訪れたことはあるのですが、思い返すとそれは四十年以上も昔のことになり、懐かしさを通り越してしまいます。江戸は火事が多かったこともあり、長い歴史のうちには浅草寺も何度か焼失しています。その都度再建されるのですが、現代では多くの建物が鉄筋コンクリート製となり、瓦屋根にいたってはチタンで出来ているのだとか。残念なことに建物はかなりシャープで、木造建築の経年を感じることは難しいのが現状です。長年風雨にさらされれば、劣化も進みます。おまけに台風や地震が頻発する日本にあっては(このような近代化?も)止むを得ないことなのかと。
雷門から通りに出て、地下鉄駅に向かう途中「かふぇ ふなわ」で一休み。冷えた体を熱いコーヒーで暖めました。今年はよい初詣ができました。(写真はすべてOLYMPUS XZ-2で撮影)
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