「千鳥ヶ淵」といえば城下、桜の名所と決まっておりますが、都下に住んで数十年、未だ行ったことはありません。何故か今回思い切って出かけることにしました。曜日といい、お天気といい、仕事の都合といい、とにかくちょうど良かったのです。3月末日満開(八分咲き)のお知らせもありました。これを逃したら、何時見ることが出来るか判りません。
代々木上原で千代田線に乗り換えて表参道で半蔵門線に乗り換え、半蔵門駅で降ります。歩いて数分で「千鳥ヶ淵」に着きます。天気は良くても春の風はうす寒く、歩き回るには絶好の按配でした。「千鳥ヶ淵」から、お堀に沿って緑道が作られています。今時はライトアップもしているらしい。緑道を「九段下」方に向かって進みます。
最初は、人の出もそれ程でもなくいい具合だったのです。春の暖かい日差しと満開の桜を眺めながら、どんどん進みます。
お堀の水面にはボートが随分出ておりました。早春の青空が水面に映えます。
やがて、ちょっとお堀に張り出した展望台があります。この頃になるとやたら混雑してきました。貸しボートの桟橋があるのですが、ここは長蛇の列です。
2時間待ちといったところでしょうか。とても待てません。さらに進みます。
桜色の花びらがキラキラと光の中に戯れます。
光と影のハーモニーです。
どこかで見たことあるような風景です。
やがて靖国通りに出たところで、ここで折り返します。
どこもかしこも桜です。
南に面して、菜の花も咲いています。
もう一度逆方向から桜を堪能して、元の「千鳥ヶ淵」に戻りました。
今回の力作、尾形光琳も真っ青!!
とにかく桜だらけです。
何故か桜の古木の根本にクリスマスローズの群生が。
心地よい爽やかな春の一日でした。 (写真はすべてOLYMPUS XZ-2で撮影)
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