神田神保町には出版関係の会社が集まっている。学園都市でもあり、古書店街でもある。都心にあっても未だ昭和初期の面影が残る街。数時間の訪問では街の魅力も穴場も判りはしないけれども、秋晴れの1日を過ごしてみた。
靖国通りの神保町交差点を中心に西へ100m、東へ200mくらいの通りを中心にしたエリアである。駿河台下交差点から西へ(靖国通りの南側の平行道)向かうと、白山通り手前を「すずらん通り」、白山通りを越えて若草ビル前を「さくら通り」という。この辺をそぞろ歩きながら、いろいろな書店を覗いてみるのも悪くない。歴史本、小説、文学、自然科学、専門書、古書、、。店先で足を止め、古書を手に取ったり眺めたり、本好きにはたまらない街に違いない。お昼休みともなれば、サラリーマンやOLがそれぞれのお気に入りの店で食事したり、お茶を飲んだり、午後のひと時をくつろいだり。気を遣わずに普段着で気軽に歩ける街。ファッションやモードには疎いけれども、意外にも国際色豊かな街、エキゾチックな街だった。
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