職場の若者が「ホイストクレーンで金型を交換する時、静電気のせいでフックと金型から時々火花が出て、たまにびりっときます」と打ち上げがありました。
真冬じゃあるまいし、今時静電気??
作業者にいろいろ聞いたところ、ペンダントスイッチのアースが切断されているためではないかとのこと。
確かにホイスト本体側で、ワイヤーが切れている。
さらに良く見ると「キャプタイヤケーブル」の外側被覆がはがれている。
そのすぐ下のケーブル表面には、何やらうっすらとクランプしたような痕跡が・・・・。
その瞬間に、ホイストをばらさずとも原因が見えました。
結論から言うと、切れていたのはアース線ではなく「メッセンジャーワイヤー」で
このワイヤーが切れたために、本来直接チカラがかからない「キャプタイヤケーブル」に荷重がかかり、装置内でケーブルを押さえていた
クランプからケーブルが滑って外れ、4芯の電線に直接チカラがかかって本体ケースで被覆に傷が付き、そこで漏電したと思われます。
被覆が切れた部分で切断し、再度コネクタを取りつけました。
メッセンジャーワイヤーも修理しました。
今回、不具合となった直接原因は、吊った荷を移動するとき、荷を手で押して移動する手順を守らず、荷をつった状態で
ペンダントスイッチを曳きまわした為でした。
私にとっては大したことなかったですが 今時の青少年の知識に疑問が残ります。
真冬じゃあるまいし、今時静電気??
作業者にいろいろ聞いたところ、ペンダントスイッチのアースが切断されているためではないかとのこと。
確かにホイスト本体側で、ワイヤーが切れている。
さらに良く見ると「キャプタイヤケーブル」の外側被覆がはがれている。
そのすぐ下のケーブル表面には、何やらうっすらとクランプしたような痕跡が・・・・。
その瞬間に、ホイストをばらさずとも原因が見えました。
結論から言うと、切れていたのはアース線ではなく「メッセンジャーワイヤー」で
このワイヤーが切れたために、本来直接チカラがかからない「キャプタイヤケーブル」に荷重がかかり、装置内でケーブルを押さえていた
クランプからケーブルが滑って外れ、4芯の電線に直接チカラがかかって本体ケースで被覆に傷が付き、そこで漏電したと思われます。
被覆が切れた部分で切断し、再度コネクタを取りつけました。
メッセンジャーワイヤーも修理しました。
今回、不具合となった直接原因は、吊った荷を移動するとき、荷を手で押して移動する手順を守らず、荷をつった状態で
ペンダントスイッチを曳きまわした為でした。
私にとっては大したことなかったですが 今時の青少年の知識に疑問が残ります。