<<観戦記>>
2004年12月5日(日)
横浜国際競技場19時5分キックオフ
64899人(国内Jチーム同士の試合では過去最高)
ホーム&アウェイの2試合で1年の王者が決まるチャンピオンシップは今年で最後を迎える。
前年前期後期共に頂点に立ち完全優勝を果たした横浜、今年はアジアチャンピオンズリーグ、A3参加等チャンピオンたる険しい道を進むべく茨の歳月となった。
先月あと一歩手が届いた瞬間にその栄冠を奪われた浦和。負けて得たリーグ優勝。まだまだ敢然に監督ブッフバルトが大好物の美酒に酔うにはまだまだものたりない結果となった。
過去の戦績は横浜が一歩秀でている。(お互い共に過去のデータに過ぎないが)
ホーム、アウェイ共に8勝1分5敗
2004年戦績は以下
リーグ戦
3/13:1-1 ドロー
10/17:0-0 ドロー
ナビスコ杯
9/17準々決勝
2-3で浦和の勝ち
セカンドステージの順位、ナビスコの順位からも
下馬評は浦和に分が合ったのではないだろうか。
前半は誰の目にも明らかに横浜が勢いを続けていた。
開始2分の坂田のシュートからはじまり、横浜は両サイドから浦和エリアへ突入。
浦和は中央から、田中達也、エメルソン、永井へボールを回すがことごとく、1人に対して松田、中澤、河合が入れ代わり2枚の扉を作り、トライデントの貫きを完全に無力化した。浦和はサイドからしかけるも攻守に活躍するドゥトラに翻弄される。
横浜はフリーキックのチャンスを何度か得るも奥のフリーキックはゴールポストに触れる事も無かった。
38分駆け上がったサントスに田中達也がサポートに入るも中澤が大きくクリア。
マリノスの鉄壁の守備にいつものようにパスを回して相手DFの裏を速効で崩す華麗なプレーを出しきれない浦和はいらだちと焦りからか、少しづつファウルの数が増える。
ロスタイムは2分。お互いロングパスで前線に送るマリノス、ショートパスを駆使し素早くフィールド中を駆け回る浦和。スピード感のある展開にかかわらず得点シーンは生まれなかった。
怪我で離れている、久保、安、ユの攻撃的要の選手が不在の横浜。守備から速攻で前線でチャンスを掴むもネットにボールは送られない。3人のトライデントを擁しスーパーマシンガン編成の浦和はことごとく空打に終わる。
後半
開始早々横浜GK榎本のゴールキックミス。53分にも同様に誰もいない左側へボールを上げ過ぎるミスをした。不安なムードがピッチに漂う。一部サポーターからはブーイングも上がる。
61分浦和山田がドゥトラにファウル。ドゥトラが仰向けに倒れる。
64分奥とサントスが接触。サントスがすぐに起き上がらない。あまり強く当たったようには見えなかった為、マリノスサポーターからはシュミレーションととったブーイングが起こる。
66分試合が動く。奥の右コーナーキックを前線に上がっていた河合がヘッドで合わせボールをゴールに突き刺す。これで押されぎみの浦和の空気がさらに気温と同様に冷め始める。
浦和の右サイドに位置する山田が横浜の左サイドのドゥトラに意識を集中しすぎているのと、サントスが急いでフィールド中を動き過ぎている箇所が徐々にスペースの穴がうまれる。
73分横浜ゴールエリア内でホイッスル。よく目が届かない横浜サポーター側ではPKの空気がながれ空気が凍った。しかし主審はエメルソンのシミュレーションをとっていた。
76分浦和が動く。永井に変え、前日のスーパーサッカー等で口にしていた後半での岡野の投入を行った。
89分岡田監督が動く。清水にかえ山崎を投入。ここにきて冷静に少しでも時間を削る所はあなどれない。
あと一歩、あと一振りが決めきれない横浜、すべてのプレーが掻き消され、気持ちだけがゴールを通り過ぎていた浦和。
ロスタイム4分がすぎスタジアムに歓声をあげたのは横浜のサポーターだった。
→→第2戦へ続く
<<感想記>>
昼間は25度の暑さ。日が落ちると12月の寒さが戻ってくる。
電話をかけ続けなんとか取れたホーム側Sブロック自由席。(それでもアウェイは無理だった。)個人的に自由席は大嫌い。見るなら絶対に何時に遅れていっても座れるカテ1主義な僕としては並ぶなんてナッスィングだった。それでも仕方が無いから昼には家を出たのだが・・・突如の強風で電車が遅れまくり、スタジアムまでいつもの倍近い時間がかかってしまった。
さらにマリノスサポにまぎれ4時までつめたい床に腰をおろし開門をまった。そのあいだ2時から東門の前でマリノスサポがなにやら儀式のようなものを開いていた。
25度の暑さも夕方になると急に12月の寒さになってくる。開門30分前になると列が動き始めた。
Sブロックはメインスタンドなのに何でバックスタンド側まで(自由席観戦者はここから入場。浦和サポは別。メインスタンドは開門はさらに30分遅かった。)まわされた為、全力でブロック席まで走ったのはいうまでもない。自慢の快速のおかげか、メインスタンド真横の4列での観戦を勝ち取る?ことができた。そもそもこのチケット。一般販売は電話だけ、しかもほとんど自由席。とりづらいわ、チケットとったあとは並ぶはで散々。なんとかしてよ今後は、マリノスさん。2戦目の浦和はまだましだった。
横浜サポが開始前浦和サポがホームのリーグ戦で行った新聞紙吹雪を行った。見た目は迫力合ってすごかったけど、掃除大変だろうな~とか自分にあたってうざいな~とかいろいろ思ってしまいました。ッ今年で最後のチャンピオンズリーグにジンクスがある。それは第一戦を勝ったチームが勝つ。ということは・・・
サッカーはそんなジンクスや下馬評で決まるスポーツではないことは承知しているけれど、信用できなくも無い。たった1週間でチームを変える、それぞれの選手の中のイメージを今さら変えることは難しいだろう。それは柏ー福岡にも言える。
関係ないけれど試合前、選手アップ中に元巨人の槙原がマリノスサポに挨拶したりしていたのはなぜなんでしょうか?どうでもいいんですけど気になってるんですよね~。
2004年12月5日(日)
横浜国際競技場19時5分キックオフ
64899人(国内Jチーム同士の試合では過去最高)
ホーム&アウェイの2試合で1年の王者が決まるチャンピオンシップは今年で最後を迎える。
前年前期後期共に頂点に立ち完全優勝を果たした横浜、今年はアジアチャンピオンズリーグ、A3参加等チャンピオンたる険しい道を進むべく茨の歳月となった。
先月あと一歩手が届いた瞬間にその栄冠を奪われた浦和。負けて得たリーグ優勝。まだまだ敢然に監督ブッフバルトが大好物の美酒に酔うにはまだまだものたりない結果となった。
過去の戦績は横浜が一歩秀でている。(お互い共に過去のデータに過ぎないが)
ホーム、アウェイ共に8勝1分5敗
2004年戦績は以下
リーグ戦
3/13:1-1 ドロー
10/17:0-0 ドロー
ナビスコ杯
9/17準々決勝
2-3で浦和の勝ち
セカンドステージの順位、ナビスコの順位からも
下馬評は浦和に分が合ったのではないだろうか。
前半は誰の目にも明らかに横浜が勢いを続けていた。
開始2分の坂田のシュートからはじまり、横浜は両サイドから浦和エリアへ突入。
浦和は中央から、田中達也、エメルソン、永井へボールを回すがことごとく、1人に対して松田、中澤、河合が入れ代わり2枚の扉を作り、トライデントの貫きを完全に無力化した。浦和はサイドからしかけるも攻守に活躍するドゥトラに翻弄される。
横浜はフリーキックのチャンスを何度か得るも奥のフリーキックはゴールポストに触れる事も無かった。
38分駆け上がったサントスに田中達也がサポートに入るも中澤が大きくクリア。
マリノスの鉄壁の守備にいつものようにパスを回して相手DFの裏を速効で崩す華麗なプレーを出しきれない浦和はいらだちと焦りからか、少しづつファウルの数が増える。
ロスタイムは2分。お互いロングパスで前線に送るマリノス、ショートパスを駆使し素早くフィールド中を駆け回る浦和。スピード感のある展開にかかわらず得点シーンは生まれなかった。
怪我で離れている、久保、安、ユの攻撃的要の選手が不在の横浜。守備から速攻で前線でチャンスを掴むもネットにボールは送られない。3人のトライデントを擁しスーパーマシンガン編成の浦和はことごとく空打に終わる。
後半
開始早々横浜GK榎本のゴールキックミス。53分にも同様に誰もいない左側へボールを上げ過ぎるミスをした。不安なムードがピッチに漂う。一部サポーターからはブーイングも上がる。
61分浦和山田がドゥトラにファウル。ドゥトラが仰向けに倒れる。
64分奥とサントスが接触。サントスがすぐに起き上がらない。あまり強く当たったようには見えなかった為、マリノスサポーターからはシュミレーションととったブーイングが起こる。
66分試合が動く。奥の右コーナーキックを前線に上がっていた河合がヘッドで合わせボールをゴールに突き刺す。これで押されぎみの浦和の空気がさらに気温と同様に冷め始める。
浦和の右サイドに位置する山田が横浜の左サイドのドゥトラに意識を集中しすぎているのと、サントスが急いでフィールド中を動き過ぎている箇所が徐々にスペースの穴がうまれる。
73分横浜ゴールエリア内でホイッスル。よく目が届かない横浜サポーター側ではPKの空気がながれ空気が凍った。しかし主審はエメルソンのシミュレーションをとっていた。
76分浦和が動く。永井に変え、前日のスーパーサッカー等で口にしていた後半での岡野の投入を行った。
89分岡田監督が動く。清水にかえ山崎を投入。ここにきて冷静に少しでも時間を削る所はあなどれない。
あと一歩、あと一振りが決めきれない横浜、すべてのプレーが掻き消され、気持ちだけがゴールを通り過ぎていた浦和。
ロスタイム4分がすぎスタジアムに歓声をあげたのは横浜のサポーターだった。
→→第2戦へ続く
<<感想記>>
昼間は25度の暑さ。日が落ちると12月の寒さが戻ってくる。
電話をかけ続けなんとか取れたホーム側Sブロック自由席。(それでもアウェイは無理だった。)個人的に自由席は大嫌い。見るなら絶対に何時に遅れていっても座れるカテ1主義な僕としては並ぶなんてナッスィングだった。それでも仕方が無いから昼には家を出たのだが・・・突如の強風で電車が遅れまくり、スタジアムまでいつもの倍近い時間がかかってしまった。
さらにマリノスサポにまぎれ4時までつめたい床に腰をおろし開門をまった。そのあいだ2時から東門の前でマリノスサポがなにやら儀式のようなものを開いていた。
25度の暑さも夕方になると急に12月の寒さになってくる。開門30分前になると列が動き始めた。
Sブロックはメインスタンドなのに何でバックスタンド側まで(自由席観戦者はここから入場。浦和サポは別。メインスタンドは開門はさらに30分遅かった。)まわされた為、全力でブロック席まで走ったのはいうまでもない。自慢の快速のおかげか、メインスタンド真横の4列での観戦を勝ち取る?ことができた。そもそもこのチケット。一般販売は電話だけ、しかもほとんど自由席。とりづらいわ、チケットとったあとは並ぶはで散々。なんとかしてよ今後は、マリノスさん。2戦目の浦和はまだましだった。
横浜サポが開始前浦和サポがホームのリーグ戦で行った新聞紙吹雪を行った。見た目は迫力合ってすごかったけど、掃除大変だろうな~とか自分にあたってうざいな~とかいろいろ思ってしまいました。ッ今年で最後のチャンピオンズリーグにジンクスがある。それは第一戦を勝ったチームが勝つ。ということは・・・
サッカーはそんなジンクスや下馬評で決まるスポーツではないことは承知しているけれど、信用できなくも無い。たった1週間でチームを変える、それぞれの選手の中のイメージを今さら変えることは難しいだろう。それは柏ー福岡にも言える。
関係ないけれど試合前、選手アップ中に元巨人の槙原がマリノスサポに挨拶したりしていたのはなぜなんでしょうか?どうでもいいんですけど気になってるんですよね~。