4年周期の証明 日本のサッカー大好き!

サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

バットマンリターンズ~冬の終わり~

2004年12月26日 19時19分06秒 | 観戦記
第53回全日本大学サッカー選手権大会
準決勝第2試合
筑波大学(関東1位6年連続29回目【前年1位】)
0-2
駒澤大学(関東3位4年連続9回目【前年2位】)

▼会場:国立スポーツ科学西が丘サッカー場
■12月26日(日)
晴 13時15分キックオフ 3000人? 気温12度

<<観戦記>>
6分筑波大のファウルから得たFKを駒大【6】MF中後(4年)の放った円を描くようなシュートがそのままゴールへ吸い込まれ先制。(0-1)
筑波大のDFのクリアミス、パスミスがしばし観られ、チームの安定感を欠く。
28分にミドルシュートでプレッシャーをかけていた筑波大【10】MF兵藤(4年)が30分接触プレーから数分ピッチを出る。
35分駒大選手が筑波大【4】長身DF石井(4年)にゴールエリアで倒されPK。
これを駒大【6】MF中後(4年)が冷静に決め2点目。(0-2)
筑波大は中盤から前線に繋げず、なかな攻撃のチャンスを作れず守備の場面が目立った。
ロスタイム1分も筑波は攻めあぐねる。
後半
平山はマスクを外しチームの誰よりも早くピッチに入った。
筑波大は開始前に【9】MF秋田(4年)をスーパーサブ【24】FW三澤(1年)に代え攻撃的に出る。
10分筑波大【4】DF石井(4年)が2枚目のイエローを受けレッドカードを与えられ退場。
2点ビハインドな上、10人となった筑波大、窮地に落とされる。
しかし駒大の数的優位はつかの間、【12】MF菊池(1年)も2枚目のイエローを受けレッドカードを与えられ退場となった。
筑波大攻守にマルチなプレーを活かす【12】MF今田(1年)に代え守りの要【3】DF高山(2年)を投入。
17分平山がDFラインを抜け出しシュートを撃つも足にヒットせず。弱い弾道はキーパーが落ち着いてキャッチ。
三澤の投入で中盤でのボール維持が安定するもシュートには到れず。
21分代わって入ったばかりの【3】DF高山(2年)が倒れる。怪我の悪化かわずか10分で俊足の【20】DF中野(2年)と交代。筑波大は全体的に不安定な状態を強めていく。
30分駒大ゴールエリアへのクロスボールに【11】FW平山が競るも【21】GK太(4年)がキャッチ。
43分【11】FW平山のシュートは【21】GK太(4年)がはじく。
駒大U19代表【11】FW原(2年)を【30】182センチ大型FW巻(2年)を投入。
筑波は残り少ない時間攻撃の流れを掴むもロスタイム3分は無情に過ぎ去った。

昨年のインカレ決勝を含め3連勝の筑波は4度目の対戦で涙を飲んだ。3年連続優勝、そして年間リーグ優勝との2冠制覇もここで叶わず終了した。筑波は課題となっているパスミスを修正する事ができず、攻撃へのチャンスを減らしてしまった。駒大はリーグ戦では間に合わなかった相手のミスを見逃さないするどい戦術眼、サイドからの崩しの課題が勝ち進む事によって少しづつ自信が実力に繋がった結果が出たのではないだろうか。

決勝は関東大学勢のプライドの襷を受け継いだ駒澤と九州1位、関東2位を敗り初の国立に立つ立命館大学との戦いとなった。
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西の風

2004年12月26日 19時17分37秒 | 観戦記
第53回全日本大学サッカー選手権大会
準決勝第1試合
立命館大学(関西4位3年連続6回目【前年ベスト8】)
1-0
流通経済大学(関東2位2年連続2回目【前年3位】)
▼会場:国立スポーツ科学西が丘サッカー場
■12月26日(日)
晴 11時00分キックオフ 3000人? 気温14度

<<観戦記>>
後半35分流経大ファールから、ゴールエリア右手前で得た立命館大のFKを関西選抜にも選ばれている【11】FW関(3年)が放ったフリーキックは直接ゴールへ突き刺さり先制。
流経大はパスミスが続き、繋がらず前線へボールがおくれない。
逆に立命館大は遠目からのパスを通し、中盤を翻弄するも追加点につながらず。
試合は1点差のまま終了。

初のベスト4を決めた立命館大が決勝へ進んだ。両チーム攻撃的なチームだけに点取合戦になるかと予想されていたが、シュートからの得点はどちらにも与えられなかった。
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遅れてきた男

2004年12月26日 19時14分11秒 | 観戦記
天皇杯準決勝
浦和レッズ1-2ジュビロ磐田
▼会場:国立霞ヶ丘競技場
■12月25日(土)
晴 15時04分キックオフ 35523人 気温12度

<<観戦記>>
アテネ本大会直前のメンバー選考に漏れた浦和MF鈴木啓太(23)と本大会で控え組に回った同FW田中達也(22)の二人は山本昌邦監督(46)へお礼を返すため開戦前あから闘志のボルテージはヒートアップしていた。同MFサントスも翌日(12/26)の一生に一度の結婚式に元旦の切符を持っていくために勝たなくてはならない試合だ。

両チーム共にけが人が多くベストの状態とは言い切れないが、現在のベストのメンバーであることには間違いはない。このチームでかたなければ決勝も優勝ありえないからだ。
磐田は中山、藤田、浦和は坪井がスタメンから外れキックオフ。

開始早々から浦和(11)FW田中のシュートから始まるものの7分を過ぎた頃にはすでに中盤でボールを回す得意の戦術で磐田が攻勢を出し始める。
中盤でボールを回せない浦和、1トップの(11)FW田中にボールが回せず、(9)FW永井が起点となり、2列目からのパスのくさびや、ドリブル突破からのチャンスメイクも磐田DFに塞がれる。
ジュビロは前線へボールを送るも12分(4)MF河村のシュートはゴール上へ、30分の(5)DF田中のシュートはゴールのサイドネットに当たる等、得点を生む事が出来なかった。
田中達也はジュビロの3バックに動きを封じられ籠の中の鳥になっていた。
ロスタイム2分も両チーム無得点で折り返す。
後半開始から再び浦和が攻撃をしかける、磐田(23)MF福西は思わず浦和(17)MF長谷部を倒してしまいイエローを受ける。
8分のアルパイのヘッド、14分長谷部のクロスに併せたサントスのヘッドはことごとくゴールをそれる。
14分磐田(9)FW中山が(18)FW前田に代わってピッチへ入る。
両チーム、クロスやパスを駆使してシュートチャンスを作るも得点にいたらず。
22分磐田(7)MF名波に代え(10)MF藤田を投入。中盤からの戦術を多彩にする。
浦和フリーキック、コーナーキックに精度がない(16)MF三都主にかえ(7)MF酒井を投入。
27分右サイドを駆け上がった(9)FW永井のクロスにゴールエリア中央で頭で併せた(11)FW田中のシュートはゴールを割る。浦和が先制。会場が歓声で響く。(1-0)
28分1点先取にまだ気持ちが落ち着かない浦和の隙をつき、交代直後から前線への突破をくり返していた藤田に河村がパスを回し、シュートへ。同点に追い付く。(1-1)才能と戦績、そして経験からの攻撃だった。浦和という数年でほとんどの選手が代わってしまうチームとは違う本当に強いサッカーチームゆえのプレーを観た。
リーグ戦とは違い、1試合で結果をださなければいけない試合には魂のプレーがチームを動かす原動力になってくる。
39分ファウルすれすれの勝つためのプレーで前線でのポジション取り、DF崩しをおこなっていた中山が西が身体を不安定になりつつも押し込み気味でだしたパスを、得意のスペースを狙った左足でのシュートでボールを叩き込んで逆転した。(1-2)

前半からボールを回すよりもシュートを撃ってばかりいた浦和にはかたなければいけないという選手個々の気持ちが表にですぎ、空回りしていた。逆に落ち着いて試合を冷静に進めていた磐田はベストとはいえないながらも、正確なプレーを90分続ける事ができた。

ロスタイム3分山本監督は時計を指さし、タイムアップをアピール。浦和は最後のコーナーキックも誰も合わせる事はできず、主審のホイッスルが響き試合は終了。

決勝は8大会ぶり5度目の優勝を狙い、U15、女子サッカーと併せて3冠を狙う東京Vと磐田(2年連続3度目を狙う)のカードとなった。


<<感想記>>
U15の試合を観ている時から浦和サポにはうんざりしていた。さらに近くに座っていた浦和サポが試合をよくも観ず、ブーイングを繰り返し、『タツヤ、タツヤ』の声援しか送っていない事に腹が立って、好きなゴン、名波、藤田が出ている事もあって久しぶりに熱くなってしまった。ゴンゴールで浦和に勝利。最前列でゴンに会えた事もあり、この上ないクリスマスプレゼントを貰った気分だった。余談だけれど松井大輔(フランス・ルマン) 、岡田(横浜Fマリノス)監督、布(U-17)監督が観戦していた。小野は来ていなかったのだろうか・・・
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U15

2004年12月26日 19時12分15秒 | 観戦記
第16回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会
決勝
アビスパ福岡0-1東京ヴェルディ1969
▼会場:国立霞ヶ丘競技場
■12月25日(土)
晴 11時30分キックオフ 8112人 気温14度

<<観戦記>>
5年後10年後彼らの年代が、この国立競技場で日本の代表としてプレーする頃、日本のサッカーはどう変わっているだろうか?
開始早々からアビスパは東京Vの前線にボールを持たせず、取ったボールは素早く前線に送る。
しかし、アビスパはシュートを何本も放つも得点に絡む結果にもいたらない。東京VもFWの10番、7番を中心にサイドからの攻撃をくり返すもアビスパのDFにことごとく防がれる。
35分で前半が終了。
アビスパは流れを掴みきれなかった。後半モチベーションを保ち続けられなければ崩れていくだろう。
福岡は11番を9番に交代し後半へ。
開始早々東京Vが仕掛ける。アビスパのゴールエリアに東京Vの選手が飛び込み右サイドのパスに併せるが繋がらない。
5分東京Vの前線の選手5人がアビスパのゴールエリアに入り、DFと混戦するも得点のチャンスは得られれず。
8分東京Vの選手がファールでイエローカードを受ける。アビスパはFKを直接ゴールに向かいシュートを撃つもゴールを大きく超える。
14分東京Vの選手がアビスパのゴールエリア内で倒されPKを得る。落ち着いて7番宮川が決め先制。(0-1)
福岡は流れを返るためメンバーを代える。
18分8番を14番へ
25分13番を12番へ
29分2番を6番へ

25分福岡のキーパーが1対1の決定的な場面を防いだあたりからふたたびアビスパへ流れが変わる。
しかし、フリーキックのチャンスや、11番の3人抜き等、積極的に得点を奪いにいくもロスタイム3分もチャンスは掴めず、通して落ち着いたプレーをしていた東京Vが2年連続5度目の優勝を果たした。

<<感想記>>
すでに天皇杯のためにホーム側を埋めたレッズサポーターは盛んに福岡を、アウェイ側のジュビロサポ-ターは東京Vを応援していた。もちろんメインスタンドには福岡、東京Vのサポーターがいた。(この後天皇杯を観るのだろうか)
とにもかくにも浦和サポーターのうざい事この上無し。自分達の応援チームでもないくせに福岡に声援を送っていた。(結局...どこでもいいのか?)東京Vユースが優勝でうかれていたせいか、少し長くピッチの上ではしゃいでいただけなのに大ブーイング...て?大人げね~。恥ずかしく無いの?ほんとに胸くそ悪くなった。適当に声援を送るなら見るなよ。絶対沈黙させて、遠い遠いさいたまに帰してやりたいと願った。
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