浦和で爆発的な得点をたたき出した後、カタール人となったエメルソンしかり、貧困の国から大枚を求めて世界にアピールするブラジル人選手は少なくない。たしかに母国ではあらゆる原石が磨かれないまま選手生命を終えている。しかし貧困だけを理由にサッカーの歴史を狂わせる事は許される事ではない。
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ブラジルのスポーツ高裁はサッカーの同国元20歳以下(U20)代表でフィゲレンセ所属のMFカルロス・アウベルト選手に対し、年齢を5歳若く偽っていたとして、360日間の試合出場停止を言い渡した。同選手は1978年1月生まれで、実際には28歳にもかかわらず、身分証を改ざんして83年1月生まれの23歳としていた。
同選手は2003年にアラブ首長国連邦(UAE)で行われた国際サッカー連盟(FIFA)ワールドユース選手権に出場。ブラジルは準々決勝で日本を破り、決勝ではスペインを下して優勝を果たしており、優勝資格をめぐり論議が起こりそうだ。
同選手は詐称を認めた上で、理由について地元メディアに「家庭が貧しかった。(プロになる)機会を失いたくなかった」などと釈明。年下に交じってプレーすることで、スカウトの目に留まろうとしたことを明らかにした。同選手は99年末に書類を改ざん。
同国では2000年にも、代表、レアル・マドリード(スペイン)監督を歴任し、現在は強豪サントスを率いるルシェンブルゴ氏が年齢を3歳若く偽っていたことが発覚。
・マルシオ・エメルソン・パッソス
2006年1月20日、本名・生年月日の異なる2つの出生証明書を悪用していた事が判明しブラジル連邦警察に逮捕。正規である最初の方の出生届は本名「マルシオ・エメルソン・パッソス」で1978年12月6日生まれ、後に年齢詐称に悪用されたもう一つの出生届は本名「マルシオ・パッソ・デ・アルバカーキ」で1981年9月6日生まれとなっていた。日本でプレーした際は登録名は最初の出生届のもの、生年月日は2度目の方を用い、3歳分、年齢を若く申告していた。
J1リーグ通算100試合71得点
J2リーグ通算52試合50得点
~1999年 - サンパウロFC
2000年 - コンサドーレ札幌(レンタル移籍)
2001年2月~2001年7月 - 川崎フロンターレ
2001年8月~2005年7月 - 浦和レッドダイヤモンズ
・2002年 - ベストイレブン
・2003年 - JリーグMVP、ベストイレブン
・2004年 - 得点王、ベストイレブン
2005年7月~- アル・サード(カタール)
U20 ブラジル代表 99ワールドユース南米予選
(同 大会にロナウジーニョ、ロドリコ・グラウ)
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ブラジルのスポーツ高裁はサッカーの同国元20歳以下(U20)代表でフィゲレンセ所属のMFカルロス・アウベルト選手に対し、年齢を5歳若く偽っていたとして、360日間の試合出場停止を言い渡した。同選手は1978年1月生まれで、実際には28歳にもかかわらず、身分証を改ざんして83年1月生まれの23歳としていた。
同選手は2003年にアラブ首長国連邦(UAE)で行われた国際サッカー連盟(FIFA)ワールドユース選手権に出場。ブラジルは準々決勝で日本を破り、決勝ではスペインを下して優勝を果たしており、優勝資格をめぐり論議が起こりそうだ。
同選手は詐称を認めた上で、理由について地元メディアに「家庭が貧しかった。(プロになる)機会を失いたくなかった」などと釈明。年下に交じってプレーすることで、スカウトの目に留まろうとしたことを明らかにした。同選手は99年末に書類を改ざん。
同国では2000年にも、代表、レアル・マドリード(スペイン)監督を歴任し、現在は強豪サントスを率いるルシェンブルゴ氏が年齢を3歳若く偽っていたことが発覚。
・マルシオ・エメルソン・パッソス
2006年1月20日、本名・生年月日の異なる2つの出生証明書を悪用していた事が判明しブラジル連邦警察に逮捕。正規である最初の方の出生届は本名「マルシオ・エメルソン・パッソス」で1978年12月6日生まれ、後に年齢詐称に悪用されたもう一つの出生届は本名「マルシオ・パッソ・デ・アルバカーキ」で1981年9月6日生まれとなっていた。日本でプレーした際は登録名は最初の出生届のもの、生年月日は2度目の方を用い、3歳分、年齢を若く申告していた。
J1リーグ通算100試合71得点
J2リーグ通算52試合50得点
~1999年 - サンパウロFC
2000年 - コンサドーレ札幌(レンタル移籍)
2001年2月~2001年7月 - 川崎フロンターレ
2001年8月~2005年7月 - 浦和レッドダイヤモンズ
・2002年 - ベストイレブン
・2003年 - JリーグMVP、ベストイレブン
・2004年 - 得点王、ベストイレブン
2005年7月~- アル・サード(カタール)
U20 ブラジル代表 99ワールドユース南米予選
(同 大会にロナウジーニョ、ロドリコ・グラウ)