4月7日の新型コロナウィルス「緊急事態宣言」を受けて
当社としても一層踏み込んだ感染予防対策を実行している。
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マスクの着用は今迄、各自の判断に任せていたが今後はオフィス内は
勿論のこと、外部においても着用を義務化した。
尚圧倒的に不足しているマスクの補充は色々なチャンネルを通じて鋭意手配中。
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今迄はオフィスの扉は全て閉めきって、外来客から一切内部が見えないようにしていたが
三密の1つの状態になってしまうので密閉を少しでも無くす為御覧のように
扉を開いたままの状態にしている。そして窓も開け、より換気、風通しを良くしている。
たまたま季節が良くなり、かえって気持ちの良い日があるのが救いだ。
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消毒液の設置は以前からもやっていたが受付にある外来用以外に
もう一ヶ所オフィス用を増やした。消毒液も不足状態であったが、知人、取引先の
差し入れにより、現在はかなりの在庫があってホッとしている。
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トイレの手洗い用洗面器の所には今迄は固形石鹸だけだったが
さらに薬用泡ハンドソープを増やした。この新型コロナウィルスはまず感染しないように
各個人として企業が自己防衛を徹底して行なう。そして他に拡げない気配り、努力を
強力に行う。この半月でかなり社内に浸透してきたような気がする。
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コロナウィルスの主な感染経路には「飛沫感染」と「接触感染」が
あると言われているが、後者の視点が当社では当番制で
扉、ドアーの取っ手・ノブの消毒液での拭き取りもやっているが
さらに徹底するよう指示をした。
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問題は各建設作業所の対策だ。
この一ケ月位で国土交通省、厚生労働省などの中央官庁から
各自治体、県・市建設業協会などを通じて連日のように、通達メールが来る。
又、一般社団法人埼玉県建設業協会が作成したポスターも各現場、本社に掲示している。
(1)3密を回避しよう!
(2)衛生管理を徹底しよう!
(3)報告・連絡体制を万全にしよう!
最近スーパーゼネコン、中堅大手ゼネコンが現場作業を中止する所が増えてきた。
この動向は極めて重要事項で、ある意味企業の死活問題に直結する。
これが今後どんな拡がりをみせるのかが現在最大の関心事に成っている。
これ以外に宣言以降各部門のテレワーク、在宅勤務、通勤電車による
感染防止の為の時差出勤。そして朝礼(活力朝礼)の停止。
(ハイの練習による飛沫感染のおそれ、列を成す為、
密集・密接が起きる危険がある)などを実施している。
又、非接触赤外線体温計を手配し、本社、各現場での検温をする予定だが
中国からまだ届かない。支払いが済んでいるのに大丈夫なのか?