Dance×3!

~ひよこの武道館(仮)~

DVD 『POPSAURUS 2001』

2020年09月13日 | Mr.Children~映像作品~

というわけで

ひっさしぶりに観ました。

Mr.Children Concert tour 『POPSAURUS 2001』

これがもう…

 

すんごいカッコよかった!!!

いやまじで。

あの頃のドキドキ+@が。

 

これって…

今だからこその衝撃。

彼らをライブで観たり、新しい音をたくさん聴いていると、家で観るライブ映像も新しいものになりがち。

近影を求めちゃう傾向にあるわけです。

ところがこのコロナ自粛、そして先日のブログ内容。

「久しぶりに観てみよっと」

ってなったわけです。

 

そしたらさーー

 

 ひゃーーーー!

 

って感じっすよ。

2001年。19年前ね。

前回のブログでも書いたように、ここへ行きつくまでにバンドとしても桜井さん自身にもいろいろな事があって。

それを経た彼は…

 

ギラギラ (死語)

そして

色気ムンムン (死語)

 

桜井さんは31歳ね。

やはり全体的に高音域が広くて。

今の歌声に慣れていると、ある意味圧倒されるかもしれない。

けど、そのギラギラ感と色気が…ほんとカッコイイ

「Round About」とかこの頃だからこそ出せる色気とカッコよさ。

「君がいた夏」や「星になれたら」でのPOP感。

「車の中で~」や「抱きしめたい」でウットリ感。

「Dance~」と「Round About」で上げて上げてぇ~

ここまできてからの~

 

ここからがこのライブの醍醐味(だと思う)。

『深海』ゾーン

深海に潜り、息を潜めながら世の中を哀れみ、拒絶し。

そして

「光の射す方へ」

深海からの浮上。

 

「Hallelujah」でめいっぱいの愛を伝え

そして

生きた化石は「花」に変わる…

♪ ハレルヤ ♪の会場コーラスに桜井さんの ♪ 負けないように…♪という歌声が重なって、

恐竜の頭が花になるときの衝撃、感動といったら…

その「花」もMément-Mori(死を想え)が取れたバージョンっていうのも深い。

 

アンコールでは

私がこれまでのライブの中でもかなり好きなメンバー紹介があって、

桜井さんの ♪ 踊れぇ~ ♪

にウハウハして。(「everybody goes」)

たしか

「Mr.Childrenに”捨て曲”はありません!」

というMCがあった「独り言」で”Mr.Children”を堪能して。

そして

「優しい歌」

 

 

泣ける。

泣けるわーーー。

このセトリはMr.Childrenと桜井和寿のストーリー。

もう当たり前のことのように彼らの歴史は理解している(つもり)だけど。

 

こうしてあらためてこの頃のライブを観ると、

すごい沁みる。

あらためて突き刺さる。

 

若いファンの中にはこのライブとか観たことない方もいるかもしれませんが…

ぜひ観てほしいなぁ、と思っちゃいました。

ホント、今の彼らとは違うカッコよさがあるので。

 

ちなみにですが、

私がこのライブに参加したのは7月21日の甲子園球場。

よく覚えているのが、途中のMCで

「ここで前回ライブをしたのが1995年なんだよね。そのときも来た人はいる?」

って。

私と友人は「ハーイ!」と元気に手をあげようとしましたが…

周りにいた10代の方たちが

「え~?95年?まだ小学生やん。無理無理!」というようなことを言いまして。

手を挙げれなかった私たち。(ショボン)

 

そうなんだよね。

もうこの頃からある意味肩身が狭くなっているような…

 

いやいや。

同じ時代を生きてきて、たくさんのMr.Childrenの歴史をみてきたことを誇りにして生きて行こう。

そうだ、そうしよう。(どうしたワタシ。笑)

 

そうそう、あとは。

『深海』ゾーンに入ったとき、不満を口にしている人がいたのも覚えてる。

おそらく、ただ人気バンド「ミスチル」のベストライブを観にきてた人たち。

「何この曲知らなーい。何この暗い曲~」的な。

そんな声が聞こえてきて私は

「うるさいなー。思うのは勝手だけど声に出して今言うなよ

と思ってた。

 

ああ。

ワタシって変わらないな。笑

そして。

こういう部分(いい意味で期待を裏切る)は彼らも変わらないな。笑