日にちが前後してしまいました。
観劇してきました。
『住所まちがい』@兵庫県立芸術文化センター
イタリアの劇作家が書いた脚本を白井晃さんが演出の舞台。
出演は
仲村トオルさん、田中哲司さん、渡辺いっけいさん、朝海ひかるさん
いや~すごかった。
約2時間10分の舞台。
休憩なし。
そんな中、1時間30分は男性3人だけのノンストップの会話劇。
舞台転換もなかったので、ほんと出ずっぱり。
で、なにってその台詞量といったら!!
3人が汗だくになりながらとにかくしゃべりまくる。
ほんと、すんごいのです。
そしてその会話が進むにつれて、この作品のテーマが見えてくるような。
そんな舞台でした。
なんかね、久しぶりに「しっかりした大人の舞台」を観た気分。
いや他の舞台がしっかりしていない、ということではないのだけれど。
だけど、喜劇要素も何もかも一言一句聞き逃すことなく観ないとついていけなくなりそうになるやつで。
ずっとめっちゃ集中して夢中で観てました。
いやしかし。
演技派舞台俳優のすごさをまざまざと。
哲司さんはスラっとしていて遠くからでも色気を感じるし、いっけいさんのムードメーカーぷりといったら。
そう、いっけいさんがとにかく素晴らしい。
あの方がいるだけで、たぶんどんな舞台でも安心感が出来るような気がする。
仲村トオルさんは、私の中で「ああ、すっかり舞台俳優なのね」って感じだったんだけど。
いっけいさん、哲司さんと一緒の場に立つと舞台俳優としてはまだまだひよっこだなぁって。
いや、トオルさん、決して下手とかではないんですよ。
でも舞台で育ってきた人たちには敵わないな、と。
いやはや、よき舞台でした。
東京初日後のコメントや舞台の様子は コチラ で。