観てきました。
ミスターさんが主題歌を担った映画『青春18×2 君へと続く道』
ほんとはね、観に行くかどうか迷っていたんです。
正直、映画自体にはあまり興味がなくって。
『永遠』のときも観てないからね、ワタシ。
でも
今回『記憶の旅人』が配信されて何度か聴いたけれど、どうにも入り込めなくて。
で、映画情報をポツポツみたり、映画館情報をみたり…そちら側からアプローチ。
結果、連休で毎度のことながら沈みかけてたこともあって(苦笑)
「ヨシ、映画観に行ってみるか!」と。(上演1時間前)
いいのか悪いのか、当映画は公開してまだ3日(それもGW)なのに席に余裕があり… (ダイジョウブ?)
レイトショーでゆったり観てきました
感想は…(あ、ここからネタバレです)
「映画だけど、Mr.Childrenの壮大なMVみたい…いやでもMVじゃないな、映画だな」
そんな感じです(分かりにくい笑)
それくらい映画と主題歌との融合っぷりが。
劇中の台詞に「ミスチル」というワードが出てくるあたり、監督の思いやリスペクトも感じとれる。
岩井俊二さんへのリスペクトも。
でもまあミスチルファンが喜ぶ映画だな、と。
「号泣した」とか「感動した」という感想がSNS上ではよく見かけたけど…
なんか冷静でごめんなさい。
決して駄作ではなかったです。
ただ私自身があの展開を想像できすぎてしまっていただけかと。
みなさんのように号泣はしなかったけど、
じんわり切なくなるけど、前向きになれる、そんな映画でした。
18年前の2人のほろ苦い物語とそこから18年後の「今」の物語。
18年前は台湾の「台南」、18年後は日本の「鎌倉」「長野」「新潟」「福島」が舞台に。
台南の映像がランタン祭含めノスタルジックですごく綺麗。
で、あれですよ。
主演のシュー・グァンハンがとてもよい!!(突然の絶賛w)
18年前と18年後の役の演じ分けが素晴らしい。
「バスケを諦め夢を持つことが出来ないままいる学生」と「夢を持ち、成功し、そしてすべてを失った青年」
風貌もだけど、声のトーンや話し方、感情の出し方…
「これ同じ人が演じてるの?」と思えてしまえるくらいの演技でした。
まーーでもあの首ラインと喉ぼとけで同一人物なんだけど(マニア目線ゴメンナサイ笑
日本を旅していて、
立ち寄った居酒屋さんの主人が台南出身とか
たまたま出会った日本人のバックパッカー(なにわのみっちー)が雪景色の絶景ポイントを知ってたとか
ネカフェの店員さんがランタン祭りに連れて行ってくれちゃうとか
すんごい偶然とよき出会いのオンパレードすぎたけど
まあそれも彼の雰囲気や演技でオールOKみたいな(結局好みw
とりあえず、
『記憶の旅人』のA面っていうのかな?
映画主題歌としての楽曲の答え合わせが出来たといいますか。
例えば歌詞にある「柔らかな後悔」
映画のPVでちら出しされたときから印象に残るワードだったんだけど。
これも映画を観たら「柔らかな」という形容詞をつけたことに納得できたというか。
さすが桜井さんだな、と。
観に行ってよかったです。
私の中でどこかスッキリしたので。
これからまた「記憶の旅人」の別の一面を感じていけたらいいなぁ
あ、そうそう!
これを書くにあたって映画ポスター画像を検索したんですけど。
最初、発表されたとき主演の名前が「グレッグ・ハン」て表記されてたんですよね。
↑ コレ
「ん?どゆこと??」
と思ったんですけど。
「グレック・ハン」は英語名だったんですね。
この映画を機に台湾名のカタカナ読みの「シュー・グァンハン」に変えたと。
こういうの、なんかイイ。
こういうことにグッとくる私なのでした。
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