記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

デヴィット・エアー監督「スーサイド・スクワット」

2016-09-14 21:04:08 | サ行
ハーレイクインちゃんを愛でるための映画。

デヴィット・エアー監督「スーサイド・スクワット」
ハーレイクイン可愛いの一念だけで観に行った。エンチャントレスも確かに良かった。カタナは女子力(色っぽさ的な意味で)を磨いてから出直してこい。

じゃなくて。

悪党がどんな悪党を倒すんだよ、と思いつつ、悪党なんだから暴走するだろこれ、と思ってたら本当に暴走というか簡単に悪堕ちしましたね。誰がとは言わないけれど。
ディアブロさん何者だったんですかね。普通に人外語使ってボスとコミュニケーション取ってましたね。
一人だけ明らかに人外だったんですけど、魔女らしいんですけど、魔法(物理)って感じでしたね。普通に刀持ってカタナと斬り合ってましたね。魔女というのであればイデアみたいに氷飛ばしたり、ワルプルギスの夜みたいに明らかに人外っぽい登場したり、呪いかけたり蛇出したりしてほしかったですよね。
あといまだにカタナの存在意義がわからない。
ジョーカーは、今回のジョーカーが悪いとは言わないが、ヒース・レジャーのイメージが強すぎて、今作のジョーカーは「悪」というより「小悪党」という感じ。そして思ったより登場時間少ない。お前何もしないのかよ。ハーレイクイン助けに来ただけかよ。
今回は、誰が何といおうと、ハーレイクインのお尻が良いです。戦闘が激しくなるにつれて崩れていく化粧が良いです。メイク崩れた後のハーレイクインちゃん超可愛いぜ。
原作アメコミ知らなくても楽しかったけど、ノリに一旦ついていけなくなると急につまらなくなってしまうタイプの映画な気がする。

蛇足
一人わかりやすく死亡フラグおったてて勝手に死んでった人がいたのでとても面白か…かわいそうだなと思いました。
あと絶対大佐と彼女のベッドシーンあると踏んでたんですけどなかったのでとても良かったと思います。

サイモン・ウェスト監督「エクスペンダブルズ2」

2015-12-24 06:44:22 | サ行
突っ込みどころに困らない映画。

サイモン・ウェスト監督「エクスペンダブルズ2」
前回に引き続き冬の筋肉男祭り。

ストーリーは前作同様無きに等しいというか、一行で説明できるレベル。
この映画はストーリーを楽しむ映画ではない。ただただアクションを楽しむ映画だからそれはそれで良い。

シルベスター・スタローン×ブルース・ウィリス×アーノルド・シュワルツェネッガーのチーム戦は素晴らしい。こんなん敵に回したら勝てるわけないじゃん。この3人がそろった時点で敵は詰んでる。
おまけにそこにほかにも名だたる筋肉ダルマたちが揃ってるんだ。敵さんはこの時点で白旗あげるレベル。

相変わらずジェイソン・ステイサムのアクションに見ごたえあり。この人だけ映画じゃなくてアクションゲーム観てる気分になる。投げナイフも相変わらずキレてるし、僧衣姿でアクションってそれ本当にどこのゲームだよ。
あとはスーツ姿で戦うブルース・ウィリスかな。やっぱり「ダイ・ハード」のイメージが強すぎて、白タンクな気がする。

そしてこの映画で突っ込むところはそこじゃない。シュワちゃんと一級フラグ建築士の存在だろう。
ビリーくん、開始数分でまさかのテンプレフラグ建築(俺、この戦いが終わったら彼女のもとに帰るんだ…。もう殺しは嫌だ…。)あまりに見事な建築っぷりに笑いが止まらんかった。ごめんねビリーくん。
そしてことあるごとにターミネーターを出してくるシュワちゃん。「戻るぞ」「戻ったぞ」「武器補充して戻るぞ」でブルース・ウィリスに「戻りすぎだろ」って突っ込まれてたからね。視聴者の気持ちを全て代弁してくれたよブルース。
冒頭の「溶鉱炉で溶かすぞ(これ原語だと「you terminate」らしい。そのまんまw)」も良かった。

これは3にも期待が持てる。


コリン・トレボロウ監督「ジュラシック・ワールド」

2015-08-10 20:50:36 | サ行
テーテレッテーテーテテー テーテレッテーテーテテーテーテー あっこれ違うインディ・ジョーンズだ。

コリン・トレボロウ監督「ジュラシックワールド」
今年一番の楽しみ!待ってた!!首長竜並に首を長くして待ってた!


展開はベッタベタだし(個人的には水戸黄門並に流れがわかるから安心して観れると思ってる)公開中の映画だからできるだけネタバレは控えたいと思うけどそれでも隠しきれない部分はあるからご容赦願います。

まさかオチを全部あの子が持って行ったなんて…!?○○…恐ろしい子……(白目)ってのが個人的な感想。○○は一応伏せたよ私偉い!
パークの目玉となるような超大きくて超凶暴で遺伝子操作によって特殊能力まで持っちゃった大きな恐竜を遺伝子操作によって誕生させちゃったんですがこいつがまぁ手におえない性質が悪い。
巨大で凶暴で頭が良いってもうどうしようもないというかこの時点で展開が見えるよね。はい檻から逃げました。

でまぁいろいろあって(余計なことをしてくる小悪党(もちろん食われる)とか、危ないところでヒーロー登場とか、何度か襲撃受けるとか、裏切りとかこの手の映画で予想できるであろうあらゆること)、最終的にこいつは死んじゃうわけですが。あでも今回裏切ったのは人ではなかったし裏切ったという表現が正しいかどうかも自信はない。

さてここからです。この遺伝子操作のこいつがインドミナス・レックスという日本語圏の住人は舌を噛みそうな名前なんですが、クライマックスシーンでのインドミナス・レックスVST-レックス!ゴジラVSキングギドラを彷彿と…しないな。火は吹かないな。いやでも熱い。熱いよ。お互いに一撃必殺をかけて首元に食らいつく!熱くなるねー。面白かったねー。

もうとにかくスカッとしたい、難しいことは考えなくていいからスカッとしたい人は絶対に観た方が良いと思う。主人公超イケメンだしね!


蛇足っちゅーか。
途中でお兄ちゃんが巨大フラグ立ててた。これ以上ないくらいわかりやすいフラグ立ててた。
あとあのエンジニアの兄ちゃん。同情するぜ…


ノーム・ムーロ監督「300 帝国の進撃」

2015-06-21 12:58:44 | サ行
第3作目がありそうな予感。ないの?


ノーム・ムーロ監督「300 帝国の進撃」
前作が非常に面白かったのと、最近テンション暗めの映画しか観ていなかったので、たまにはすごくわかりやすい映画を観たくなる時もあるよね!
ストーリーはとてもとてもわかりやすいというか、ないに等しいというか、わかりにくい人間関係のドロドロもなく、血はどろどろ流れてたけどまぁ面白いよね。

前作の単純な続きかと思ったら、今作→前作→今作、みたいな流れなのね。一応後日談というか、メインの戦闘は前作の後の話だから続編ってことでいいのかね。
それにしてもアルテミシア様何かとすっげ既視感があると思ったら、「ダーク・シャドウ」で魔女やってた人(エヴァ・グリーン)なのね。何この方そんなにきつい女性の役しかしないの?

とりあえず斬って殴って叩き割って射って燃やしてる映画なので、スカッとする。「復讐は何も生まないけれどスカッとする」レベルでスカッとする。byヘンゼル&グレーテル。「ヘンゼル&グレーテル」も割と面白い映画だから観ていない人は見ても損しないと思う。
ってか今作は「復讐は何も~」の一言で片付きそうじゃね?って感じ。
でもまぁとにかく血は出るからそういうのが苦手な人にはきついかも。死に方的には単純なので私は慣れた「CUBE」的なじわじわ理不尽な殺され方する系が苦手。
あと筋肉いいよね筋肉。ガチムチに眼福眼福。お姉さま方も綺麗なのでgood。個人的にはアルテミシア様よりゴルゴ王妃の方が綺麗というか、背中脇丸出しのドレスで革ベルトきゅって締めて形見の剣を振り回す姿のそこにしびれる憧れるゥッ!


蛇足というか…なんというか。
テミストクレスとアルテミシア様のお色気シーンがアグレッシブすぎて全く興奮しない。そういやアルテミシア様、「ダーク・シャドウ」の時もジョニー・デップとだいぶアグレッシブなお色気シーンやっておりましたけども、激しいのがお好きなんですかね(違)

マーティン・マクドナー監督「セブン・サイコパス」

2015-05-30 22:39:00 | サ行
悪くない、うん、悪くない。

マーティン・マクドナー監督「セブン・サイコパス」
主人公の脚本家マーティン(コリン・ファレル)が締め切りすぎてるってのに原稿上がってなくて、書いてる原稿「セブン・サイコパス」を完成させるために頑張るんだけど、全く進まないから友人ビリーが新聞に「サイコパス募集」って広告出したりなんだりどたばた…

ってか広告を読んできたサイコパス一人だけだし!マーティンの周りそもそもサイコパスだらけだったし!
犬のためなら何でもしちゃうっていうマフィアのボスが一番まともだった。
サイコパスっていうからもうちょっとぐちょぐちょのべちゃべちゃになったりするのを想像してたけど、みんな理由が異常なだけで銃しか出てこない。いや、別に、ぐちょぐちょ肉の塊とかを期待していたわけじゃないんだけどね?
「サイコパス」って題名に入ってる割には結構泣かせてくる感じ。ハンスの物語とかたぶん心が弱ってる時に見ると泣いちゃう。

でもこれ、厳密にいうと絶対アクションじゃないのよ。少なくともアクション棚にあっちゃだめよ。アクションのファンに怒られる。
wiki見たら案の定「クライムコメディ」って書いてあって、そっちの方がまだ納得する。
これがイギリス人の考えるコメディなのね…。アメリカンだとたぶんもっとこうドタバタハチャメチャ劇をやる。絶対にやる。

普通に面白くて普通に楽しんでしまったのであまり書くことがないんですが、でも見て損はしない感じ。
そういう意味で突っ込みどころも特になかったりする。