記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

ティム・ミラー監督「デッドプール」

2016-11-20 22:25:26 | タ行
前評判通りのクズさ(褒めてる)。

ティム・ミラー監督「デッドプール」
マーベルコミックを知らなくとも通常通り楽しめるという点がまず評価高い。
ヒロインのヴァネッサちゃんがとても可愛いという点でも評価が高い。
そしてデッドプールのクズさがまた何とも言えない。

他のミュータントと違って私が好感を持ったのは、デッドプールの能力って不死だから、身体能力っておそらく人並(それでも特殊部隊出身だから通常の人の何倍かはあるだろうが。)なのよね。火を出したりレーザー出したり凍結したりって特殊能力じゃないから、戦い方が体資本というか、銃だったり刀だったり肉弾戦だったり、人並の戦い方になるじゃん。だからこそアクションが楽しいんですよ。カーチェイスアクション最高ですよ。
あんなにスタイリッシュなアクションやってくれるの、デッドプールかキングスマンだけだ。どっちかだ。

あんなにくだらないベッドシーンを観たのも初めてだ。「旧正月おめでとう」「今年は戌年よ」ってだから後背位なんですねよくわからないしわかりたくない(笑)いやでも戌年のセンスと国際女性デーのセンスは嫌いじゃないですよ。

登場人物が皆さんいい味出してますよね。もちろんデップーとヴァネッサちゃんが一番好きですが、次にあの同居してたおばあちゃんを推したい。あのおばあちゃん絶対ロアナプラ出身だろ。

とてもいい映画でした。もう一回観たい。

蛇足
デップーとヴァネッサちゃんは、ラストシーンのあと絶対あのままあそこでヤッてる。そうに違いない。あいつらなら死体の横だとしてもやりかねない。
あとあの腕力姉ちゃん、助け出されてたみたいだけどどうなったんだ?