ギレルモ・デル・トロ監督「シェイプ・オブ・ウォーター」

にゃんこ…！

ギレルモ・デル・トロ監督「シェイプ・オブ・ウォーター」
デルトロだしアカデミー賞だし観といた方が良いよね！と思って観に行ったけど、今回のではっきりわかった。

私、アカデミー賞と相性が悪い。

アカデミー賞！で観に行くと失敗する。（多分成功例は「アルゴ」くらい）
「アルゴ」がもう５年も前の映画ということにもびっくりした。

私ね、デルトロがファンタジー好きなのわかるんだけど、デルトロにファンタジー作らせちゃだめだと思うの。彼にはアクションに行ってほしいの。
というか「パンズ・ラビリンス」が面白くてその印象でデルトロファンタジーを観るんだけど「なんか違う」ってなるの。
要はこの映画と私の感性が全く合わなかったってだけなんだけどねごめんね！どこで感動すればいいかわからなくて多分私精神的不感症に陥ってるわ。

うーん…なんていえばいいのかわからないけど、盛り上がりには欠けていた、ような。せいぜいキャデラックが壊れたくらい。
「それはグリーンじゃない。ティールだ」

登場人物の感情の方向がおかしいと思うの。特に猫！猫!!いやさぁ愛猫を奇妙な生物に頭から食われちゃったらもっと拒絶するもんじゃないの？違うの？
おいら自分ちの猫があんなのに食われたら多分涙止まらないよ!?（映画のテーマはそこじゃない）
そういう意味で皆さん思ったよりも寛容。
感動どころか笑ったシーンの方が多いような。唐突に、本当に唐突に何の脈絡もなくベッドシーン入るし冒頭数分でヒロインはおっぱじめるし。
エロの使い方そうじゃないよね!?絶対違うよね!?
まぁ、まぁまぁ、最後に二人っきりになれて良かったじゃないすか。めでたしめでたし。でもその傷って鰓用なの？あれかな？私似たような展開少女漫画で読んだことあるよ!?異種族との恋的なやつでヒロインが豹になったり水中に住めるようになったり謎の生物xになったりするやつだよね。
ここまで書いてわかった。こういう漫画に共感できるなら感動できる映画なんだ。

ストリックランド役どこかで観たことがあると思ったら「マン・オブ・スティール」の将軍様だった。
あとオクタヴィア・スペンサーって可愛いよね。おそらくだけど「ヘルプ」「スノーピアサー」に続いて３作目。ヘルプがもう５年以上前の映画ってことにも驚いた。

まぁあとはおとなしくパシリムの２を待つことにします。