記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

ニック・ゴメス監督「モンスター」

2015-07-20 23:08:27 | マ行
というほどモンスターでもない。誰かこの前の「セブン・サイコパス」のサイコパス共を引っ張ってこい。

ニック・ゴメス監督「モンスター」
なんとなく面白そうで時間もそこそこだったので観てみた。未解決事件を基にしたうんたらかんたらみたいな話なんだが、ストーリー自体はほぼ予定調和的な感じで特に何もない。

どうでもいいが、この元ネタになった「リジー・ボーデン事件」はアメリカだと相当有名な事件なんだな。日本で言う毒入りチョコとか三億円とかそんな感じみたいだな。by wiki先生
wiki先生にリジー・ボーデンの写真があったが結構大柄な女性だったようで。今作のリジー(クリスティーナ・リッチ)のような華奢な感じだったら、斧で10回以上斬りつけたり殴りつけたりしたなんて信じられないけど、正直あの写真のリジーだったらやりかねn…ゲフンゲフン
さらにどうでもいいが、幽霊話もそうだけど、アメリカの遺産相続争いってさっぱりしているというか、日本が陰湿というか、相続争いでまず浮かぶのが「犬神家の一族」だからかもしれないけどなんか違う気がするね。

話を元に戻して。
奇抜なトリックや最後にどんでん返しや予想の斜め上の結末が待ってるわけではないので、そういう意味では退屈…淡々と話が進む。
何が良いって、クリスティーナ・リッチが美人さんだということと、衣装が総じて素晴らしい!衣装超可愛い。女性陣のドレスどれも着てみたいぞ。1800~1900年代のドレスだもんアンティークな感じがしつつこれちょっといじったらスチームパンクだよね((o(´∀`)o))ワクワクと衣装で胸をときめかせてた。
ということで、その手の時代というか服装が好きな方にはたまらないと思います。
そっかクリスティーナ・リッチってアダムスファミリーのあの子なのね確かにあの時から可愛かったもんね。

蛇足
次観る映画は決まりました。



マシュー・トンプソン監督「ミッション15」

2015-07-05 07:45:47 | マ行
もうちょっとドキドキひやひやしたかったかな…

マシュー・トンプソン監督「ミッション15」
某esのような映画らしいということで借りてきたんだが、やはり本家には勝てず…って感じ。ってかこれ、DVDのジャケットに「軍人版es!」って書いてなかったもうちょっと面白かった気がしないでもない。

ホワイト大尉(ジェニファー・モリソン)以下2名の軍人がエレベーター内に閉じ込められるわけですけれども。この3人、皆さん戦場で大きなトラウマを抱えてまして、その治療セッション終了後にたまたま(棒)閉じ込められまして。
そしてこの後からエレベーター内の3人を煽る煽る。「放射能汚染の危険が…」「エレベーターを動かせる人が…」等々。さてどうなる、みたいな。

実際は軍の新薬実験だったらしいんですけどね。しかも最後は3人とも始末しちゃえ、という。軍にとっちゃ、PTSDで働くことのできなくなった軍人なんて穀潰しも良いところだろうからついでに処分してしまおうってことなのかもしれないけれども。

短い映画だからそれなりに適度な緊張感を持って見るには悪くない映画だけれども、いかんせんドキドキひやひやしない。これ映画の宣伝で「軍人版es」って書かないほうが面白かったぜ。
あと物足りなかったのが、この新薬。副作用で100人に一人くらいの割合で異常行動をとるらしい、と。だったら誰か異常行動とってくれよ。博士も含め、この映画の中で4人もこの薬飲んでたんだぜ。一人くらい異常行動とって軍部をもっとあわてさせる展開があっても良かったと思ってる。
仲間割れだったり、脱出を試みたり、頑なに本部の命令を守ろうとするのは異常行動とは言わないからな。

ラストシーンというか、ホワイト大尉が脱出してからの展開は嫌いじゃない。

ちなみに主人公やってたジェニファー・モリソンだが、この方だけは確信もってわかった。あんた「Dr.HOUSE」のキャメロンだろう!と。さすがに第4
シーズンまでずったり観てたから顔覚えてる。
どうでもいいがこの方「Dr.HOUSE」の時にチェイスといい感じになってたが、現実にもチェイス役の俳優と婚約してたんだな。別れたけど。
ってかジェニファー・モリソンを調べるために見た「Dr.HOUSE」のウィキというか展開がいろいろとひどいことになってて草。

蛇足
実験を管轄してた司令部の雰囲気がなんとなく昭和。昭和の特撮の司令部を彷彿とさせる感じだった。