記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

ゲイリー・ショア監督「ドラキュラZERO」

2014-11-03 23:02:38 | タ行
国民総吸血鬼計画。

ゲイリー・ショア監督「ドラキュラZERO」
観たかったから1時間かけてわざわざ観てきましたよえぇ。そしたら今日はサービスデーだったようでちょっとラッキー(と思ったら帰りに道に迷うアンラッキー)

この映画、ただのアクションだと思って観るとたぶん度胆を抜かれると思う。
1時間30分の割に内容が濃い。濃すぎる。でもって観ててずっとドキドキしてた。
毒島先輩風に言うと「濡れるッ!」ってやつだな。

いやもう実際ヴラド役のルーク・エヴァンスが超超イケメン。そして肉体美。観てて「私ヴァンパイアの嫁になる!」って思ったもん。
(そしたらこの人ゲイを公言してるってことで、「良い男はゲイか既婚者」とははて誰の台詞だったか。)

国を、民衆を、家族を守るってためだけにただただ自分を犠牲にして、でもそれを理解してはもらえなくて…。泣ける。
守れたようで守れなくて、「大切なものを失うことになる」って力を手に入れるときに言われてたけども、さ。
それを最後に息子がうまーくうまーくまとめてくれたけど。
パパンとしては超かっこよかったぜヴラド公。

きっとヴラドはミレナの生まれ変わりに何度も何度も出会って何度も恋をして失って、でもまた探して…の繰り返しで生きていくんだろうと考えると胸熱。
(よっぽどこっちの方が純愛ストーリーとして美味しいと思う。まぁ何に比べてとは言わないが。)
そしてヴラド公がミレナを救おうとするシーンで涙腺ゆるゆるになってた私はラストの親子の別れのところでやられました。誰がアクション映画で泣くと予想するよ。

それにしてもまさか吸血鬼を量産し始めるとは思わなかった。お主はミレニアムか。
ま、あの吸血鬼軍団に襲われたらさすがのイェニチェリもなぁ…。

この映画は絶対に映画館で観た方が( ・∀・)イイ!!見なきゃ後悔するって自信持って言える。


蛇足っていうか…。
このヴラド公がそしてアーカードになりましたってんなら超納得する。