記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

ダン・ブラッドリー監督「レッド・ドーン」

2015-01-18 22:22:21 | ラ行
してやったぜ(中指立てながら)


ダン・ブラッドリー監督「レッド・ドーン」
DVD物色してて、「とあるマンセー国がアメリカを侵略しようとする映画」という設定に吹き出してしまって勢いで借りてしまった。
後悔はしていない。それなりに面白い。
ただこの映画は日本では作れない。少なくとも今の日本でこんな映画作ろうとしたらすげぇ騒ぎになる。

とあるマンセー国がアメリカを侵略してきて、占領下におかれることになった街を何とか抜け出して山奥に籠った若者たちが、街の解放やら何やらを目指しゲリラ活動を展開する映画。
この手の映画にありそうなエロシーン(出撃前に一発的な)がなくてそれだけで満足。


ありがちだけど裏切り者が出るんですよ。貴重な食料を奪って敵の一味となって働く奴。こいつがですね、ゲリラ活動を展開している中のこのこと現れるんですよ。
でもって、まぁ見つかっちゃうんですけどね。「あいつらがいたぞ!」→主人公どこぞのロックみたいに中指おっ立てる→建物ドーン!(爆発)で爆死ですね。
ありがちな展開でしたが非常に面白かったですね。

全体的に展開としてはありがち(発信機で追跡される、兄弟の不和→理解→死別 等々)なんですが、わかりやすいのもいいですよね。
あとお兄ちゃん死亡フラグ立てすぎです。まるで一人だけ死に突っ走ってるような勢いで死亡フラグ立てまくりです。


蛇足
仮にマンセー国が本当にアメリカを侵略しようとしたら、おそらくその前に日本は既に支配下に置かれているんだろうな。

オリオル・パウロ監督「ロストボディ」

2015-01-09 23:17:42 | ラ行
女の執念って怖いね!

オリオル・パウロ監督「ロストボディ」
やばいよこの映画超面白いよ!マジで面白いよ。映画観終わった後面白くて笑いが止まらないよ!これなんで劇場公開しなかったんだろ。公開したらリピーター必至だったのに。

主人公アレックスは可愛い可愛いカルラちゃんと不倫中。奥さんは超金持ちだけど不倫で別れたら財産も仕事もボッシュートだからさてどうしよう→じゃあ殺しちゃえばいいじゃん!みたいな映画。
殺したはいいけど死体安置所から死体が消えた!(故の「ロストボディ」)
奥さんの死因も疑われそうな感じだし、割とアレックス挙動不審だし、疑われて警察に呼び出されて…ってなるんだが、驚きのオチ。謎解きシーンは超面白いってかニヤニヤ止まらない。マジ面白い。

レンタルだとホラーの棚に置かれてるけど、サスペンスが正しいなコレ。いや面白かった。ホラー要素もあったけど、まぁね耐えられるレベル。
微妙なホラー要素と微妙な心理的要素と綿密な計画により完成された映画。最後のカルラちゃんの涙はなんだったんだろう。安堵したからか、間接的にとはいえ人を殺めたことによる恐怖か、実は愛していたのか。
この辺りで解釈が分かれそうではあるけれども、好きなように解釈しておけばいいと思う。
それくらいの楽しみはあってもいいし、その方が話が広がる。

やっぱり人間悪いことしちゃいけないね。でもまぁ収まるところに収まった感じじゃないかね。
それにしても守衛さんとばっちり。

蛇足
エレベーターでヤるなよ。ってか絶対エロないと思って借りたのにそうなるのかよ。