Classic Song - You are my Sunshine -
正直に言いますと
平成26年度まで魚津桃山運動公園のモウソウチクを伐採していたとき
周辺のアカマツやミズナラが枯れて
虫がいたのを散見していました。
また
浜黒崎のマツも枯れているそうです。
ぼくの仮説では
森林の歴史的な変化の過程
すなわち遷移であって
そんなに心配は要らないと思います。
氷見に自生していたマツは
岩や島の限られたスペースで生きており
海岸部は
タブノキやスダジイが占領していました(朝日社叢)。
今
弥生時代以降に水田稲作のために伐採したであろう
ウラジロガシ、アカガシ、スダジイ、タブノキなどの
常緑広葉樹林が復活せんとして
パイオニア陽樹を駆逐しているのではないでしょうか。
そうすれば
アカマツやコナラ、ミズナラが枯死していくのも納得できます。
明治神宮の森も
スギなどは陰樹である常緑広葉樹に負けて
枯死していったそうです。
最初に陽樹を植えて
陰樹の極相林に導くような
100年の森づくりをしていくべきでしょう。
高橋記(自然学会)