NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

天然下種更新と萌芽更新 -戦略的な森林施業-

2018-08-16 | コラム
庭木の剪定を始めた初期に
失敗を繰り返し

結果
地際から伐採して
ひこばえを生かすという
手法を取った(モミジ)。


萌芽更新である。


ひこばえは
孫の新たな生命力であり
老木に生ずるならば

ひこばえを中心とした
ガーデニングにしたら良いというアイデアは
昔からある。


ときに
これから
本格化する
全国植樹祭の森づくり(魚津桃山運動公園)は

天然下種更新と萌芽更新
すなわち自然の力による森づくりを
中心とせねばならぬ。


その中で
植栽木の部分最適を
全体最適へ導く
天然更新と遷移に委ねる必要がある。


目的樹種や極相林から逆算した
森づくりではなく
時間軸も
100年単位で考えねばならぬ。


先般からの下草刈りでは
元気なヤマブキ(植栽木)が散見され

周辺では
ヤマツツジやノリウツギのような
天然の林縁植物が見られた。


本会は
全国植樹祭の森づくりを
任された。


従って
来年度以降も
魚津桃山運動公園の樹木管理を
任せて頂かねばならない。


何れにせよ
森づくりや植栽緑化
公共ガーデニングは
本会の仕事であり

林野庁や国土交通省様
富山県様との協働
により
秀逸なる施策を
実行することになる。


おわり


高橋記(日本の森林政策を任せて頂きたく候)