昨夕に火入れをした窯の焚口で火を焚き続け窯の内部温度を上げていく過程だから、
炭焼き2日目といえど図柄的には味気ないもの。午後、窯を覗いてみたがジトジトと冷
たい雨の中に煙が流れていた。窯に火は入っているが焚口のところに行かないと暖を取
ることはできないが、ここにいると外が幾ら寒くても温かさを感じる。
焚口には先に来た人が入れた焚き木がしっかりと残っており当分はこのままでよさそう
だった。煙突にはわら細工の蓋が置かれ煙を外に逃がすが温度は逃げないようにしてあ
る。窯の温度が80℃近くなるまでしばらくはゆっくりした時間を過ごすことになる。