初仕事の幕開けはみぞれ混じりの厳しい中で始まるのかと心配していたが、集合時間に
なると回復し焚火を囲んでの顔合わせとなった。年末に仕込んだ窯の初出し、つまり初
荷と施設のサッシ付けに分かれての作業となる。皆の関心事だった炭の出来具合、実際
には使用してみないと分からないが見た目ではしっかりと精錬された色艶、硬さに仕上
がっていた。販売先もほぼ決まっており幸先の良い初荷となった。
一方、サッシの取り付けは『あてがい大工』つまり寸法を取りながら造作していく素人
手法でやっていく。本職はサッシのサイズと柱間の関係などは事前に合わせてあるから
取り付けは簡単にできる。あてがい大工はサイズを合わせるために余分な加工をしたり
材料の追加などの作業が必要となってくる。
今日は作業を早目に切り上げ夕方からは新年会の予定になっている。
窯にもしめ縄
出来上がった木炭
サッシの取り付け