朝から障壁、焚口づくりの泥細工。簡単そうで中々厄介な泥細工、見ているのと自分
でやるのとでは大違い。所謂、凡人がやると水分を含んだ練った泥でもくっつかずに
ボロボロと落ちてしまう。
ならばと叩きつけるように投げてくっつけようとすると、前につけた泥と一緒に落ちてし
まう。などなど、熟練した人の手つき、やり方を観察するが得るところは皆無、これが塩
梅というものだろうか。
外野席の雀の囀り(さえずり)をよそに先達は作業は淡々と終える。
久方ぶりに火が入る。
いいもんだ、やはり炭窯には火がなくては。
朝から火を入れるパターンは少ない。長らく使っていなかったので窯内部の温度は下が
ったままになっているが今日一日焚けば明日には点火の段取りになるかもしれない。
2時間おきに焚木を追加していき夕刻に通風孔を全閉、煙突は枝の上にさんだらぼっち
をのせたままにしておく。明朝は7時にチェックとなり本日は解散。
小屋手前の道路法面の草が伸び悪しき風景なり
ならばと、刈り取るが葦が伸びていて今一
最終的には通風孔を閉めて一夜越す