2014年5月に今の炭窯の安全祈願祭を執り行い、工事着工を経て秋のシー
ズンには新しい窯での炭焼きを開始した。この間、致命的と言うべき不具合は
なく不都合と感じるものには対処療法により切り抜けてきた。
今、左側の焼失が問題になっているが生産量を大きく損なうものではないこと
から、大掛かりの修復工事は不要ではないかとの意見、寧ろ、窯底の凹凸の
方が喫緊の課題であるとの意見もある。
何れにしても窯を長く使うためには小忠実な手入れは欠かせない。窯の壁が
剥がれたた時、新たに土を叩きつけて修復するが、新しい土と壁の土では性
質が変わっており密着することは少ない。何重に塗っても微妙な隙間が残り燃
焼すると剥がれる。それでもこの繰り返しにより手を書ければ万全とは言えな
くともそこそこの結果は出せる。
また土にも色々な種類があり向き不向きがあるという。この辺りになると古い話
の中から出てくる情報、経験した人達の知恵に縋るしかないので、幾らお喋り
と言えども蘊蓄を語るのは無理。
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