図書館へ行こう!

 本は私の人生の友・・・

『春、戻る』

2024年11月20日 | 

著者 瀬尾まいこ

 

結婚を控えたさくらの前に、兄を名乗る青年が突然現れた。

どう見ても一回りは年下の彼は、さくらのことをよく知っている。

どこか憎めない空気を持つその“おにいさん”は、結婚相手が実家で営む和菓子屋にも顔を出し、

知らず知らずのうち生活に溶け込んでいく。彼は何者で目的は何なのか。

何気ない日常の中からある記憶が呼び起こされて……。

 

優しさのある小説でした。

 

昨日の富士山🗻は雲が掛かってました……


『あんたを殺したかった』

2024年11月18日 | 

著者 ペトロニーユ・ロスタニャ

 

男を殺し、死体を焼いたと言って若い女が出頭してきた。

レイプされそうになり、反撃したという。

ヴェルサイユ警察のドゥギール警視は“被疑者”ローラの自白に従い

捜査を開始するが、死体はおろか犯罪の形跡すら見つからない。

正当防衛か、冷酷な計画殺人か?

手がかりは全て教えた……ローラはそう言って黙秘するが、

別の被害者を示唆する証拠が新たに発見され……。

 

パリが舞台で面白かったです。

 


『宮松と山下』

2024年11月16日 | 映画

主演 香川照之

 

エキストラ俳優の宮松は、時代劇で弓に射られたり、大勢のヤクザの1人として路上で撃たれたり、

ヒットマンの凶弾に倒れたりと、名もなき殺され役を演じてばかりいる。

慎ましく静かな日々を送る宮松だったが、実は彼は過去の記憶をすべて失っていた。

自分について何も思い出せないまま、毎日数ページだけ渡される「主人公ではない人生」を

演じ続ける彼のもとに、ある日男が訪ねてきて……。

Netflixで観ました。

 

姉の墨絵……


『ないしょ ないしょ』

2024年11月14日 | 

剣客商売 番外編

著者 池波正太郎

 

越後、新発田の剣客・神谷弥十郎の道場で下女として働いていたお福は、主人が暗殺されたため、下男の五平と一緒に江戸へ出る。

が、新しい主人の御家人・三浦平四郎も、そして五平も、神谷を殺した無頼浪人の凶刃に倒れる。

三浦に手裏剣の手ほどきを受けていたお福は、三浦の碁敵・秋山小兵衛の助太刀をえて、見事、仇を討ち果たす。

 

最近、時代小説も読んでいて、同じ著者の『辻斬り』(剣客商売ニ)も読みました。

 


『おとこ川をんな川』

2024年11月12日 | 

著者 唯川 恵

 

金沢の花街に生きる2人の芸妓。恋することすら許されぬ場所で、彼女たちが掴んだものは……。

 

夫と同じ金沢生まれの著者ですので、随所に出てくる金沢の方言は聞いたことがあり、

好きな作家さんでもあり面白く読みました。

 


ブルーライトアップ

2024年11月10日 | Weblog

11月14日の「世界糖尿病デー」を記念して、昨夕から1週間、

高幡不動尊五重塔がブルーでライトアップされてます。

昨夕は「くちぶえ(口笛)奏者」りょうすけさんのコンサートが五重塔地下であり、

クラッシックや海外・日本の曲が美しい音色で演奏され、心が洗われました。

プロの「くちぶえ」は素晴らしい楽器であることを認識しました。

(土方歳三の銅像)


『ジャスティス』

2024年11月08日 | 映画

Netflix  

 

免職された警察官に、かつての人生を取り戻すチャンスが与えられる。

その条件は、1人の検察官と協力し、ある銀行強盗事件を解決することだった。

ポーランドが舞台の映画です。

 

サンザシの赤い実……


『四つの白昼夢』

2024年11月06日 | 

著者 篠田節子

 

コロナ禍がはじまり、終息に向かった。退職男たちの宴会と紙袋の骨壺、

店の経営が破綻し夢中になった多肉植物、遺影に写った謎の手、

自然通風の家で夫婦を悩ます音の正体とは? ふと目がくらんで見える、

暮らしと隣り合わせ、現実と非現実の裂け目を描く日常奇譚集。

 


二人で散歩

2024年11月04日 | Weblog

ふれあい橋まで夫と散歩……

11月になっても富士山🗻は冠雪してませんでした……

久しぶりに小さな駄菓子屋さんに出会いました😀

息子さんの代になってました……

用水路で男子が釣り……バケツの中を見せてくれました🙂


『地獄の底で見たものは』

2024年11月02日 | 

著者 桂 望実

 

長年夫を支えてきたつもりだったのに、急に離婚を切り出された専業主婦。

新規事業を立ち上げて15年、働きぶりを否定された会社員。

ともにオリンピックを目指した教え子に逃げられたコーチ。

22年間続けたラジオ番組をクビになり、収入が途絶えたフリーアナウンサー。

どん底に落ちた女たちの、新たな人生の切り開き方とは?

 

タイトルが過激ですが、禍福 (かふく)は 糾 (あざな)える 縄のごとし、です。