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 本は私の人生の友・・・

犬塚 勉 展

2009年07月07日 | 展覧会
―― 稜線の風の如く ――

五感を研ぎ澄ますために山に登り、全身であびる自然の息吹そのものを絵にしようとした画家・犬塚勉。
精密な絵の中に自然の全て(息吹、息遣い・・・)が塗りこまれているようです。
絶筆「暗く深き渓谷の入り口」を描いて1ヶ月後の1988年9月、もっと岩と水の流れを極めたいと谷川岳に登り遭難、38歳の若さで亡くなりました。
今、奥多摩町の「せせらぎの里美術館」で、犬塚勉展(~8月30日まで)が開催されています。

一昨日のNHK教育TV「日曜美術館」で、犬塚勉さんの存在を知りました。
さっそく今日行って来ましたが、小さな美術館の二人だけの女性スタッフは、殺到する全国からの問い合わせの電話の対応に追われ、TVの影響力の大きさを実感していました。
今度の日曜日(12日)午後8時から再放送がありますので、是非ご覧になってください。
ご覧になった人は、犬塚さんの絵を実際に観たいと、きっと思いますよ。

「梅雨の晴れ間」


「縦走路」


「山の暮らし」


「暗く深き渓谷の入り口」
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せせらぎの里美術館

2009年07月07日 | Weblog
中央線立川駅で青梅線に乗り、御嶽駅下車。
川沿いの遊歩道を上流へ20分ちょっと歩くと、築150年の奥多摩民家を解体し、その部材で建てたという「せせらぎの里美術館」があります。
落ち着いた雰囲気の小さな美術館ですよ。

せせらぎの里美術館


川には釣りをする人が沢山いて、カヌーの練習をする人も見かけました


アジサイやユリの花などを目にしながら遊歩道を歩きましたよ


御嶽駅の近くのお蕎麦屋さんで昼食