Soopllofeiv の日常

管理人soop視点の奇妙な現状

火事場のソコチカラ メスメル⑮

2017-05-14 11:28:07 | Weblog
 @存在意識 人が本来持っている驚異的力

催眠術をかけ方を学んでいく皆さんは
これから潜在意識に大きく関わってゆくことになります

 人間のココロには自分で意識できる顕在意識と
自分では意識できない潜在意識があります・・

一般ではこの顕在意識を意識と言い潜在意識を無意識と呼びます

私たちが日常生活の中で何かを考えたり批判するのは意識の役目です
一方 喜び、悲しみそして怒りの様な喜怒哀楽を催すのは潜在意識です

この意識と無意識が上手に絡み合うことで私たちは充実した日々を過ごしているのです

 人間は食糧を取らずにいると死んで仕舞います
       そのために無意識が定期的にお腹がすいたと信号を送り
食事を行います
食事が必要だと教えるのは無意識ですが食事をとるのは意識です・

 無意識は意識に比べて巨大な力を持っています
意識と無意識の比率を表すためにジークムント・フロイトは氷山を用いて説明しています
水面上に浮かぶわずかな部分が意識の力で水面下に浮かぶ巨大な部分が無意識の力です。

しかし巨大な力を持つ無意識には想像と現実に区別をつける能力もなく
社会的判断力もありません、
レモンを食べるところを想像しただけで唾液が出るのはそのためです
一方の意識は物事に対し"創造と現実の区別"をしてくれます。

 この意識と無意識を大脳の仕組みで見てみると
意識は新しい脳皮質にあたり、理性を司っています
たとえるなら大人の様な心理です
無意識は古い脳皮質にあたり、本能を司っています
たとえるなら子供の様な心です

新しい脳皮質:思考、知覚、判断
古い脳皮質:食欲、性欲、睡眠欲、集団欲、生命レベルでの防衛行動

 新しい脳皮質は、古い皮質を包み込むような形で守っているのですが、
この新しい脳皮質は単調なリズムの刺激に弱く粘りがありません
催眠術師がメトロノームの音を聞かせながら暗示をいれたり
点滅するライトを凝視させて誘導してゆくのは単調なリズム刺激で意識の活動を弱める
事を目的にしているためです


コメント
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