獣

デーモン文献で使用されるとき、この言葉は通常

黙示録で言及される獣を指す

この獣は数多くの目立った特徴を与えられており

後代の文献ではデビルと結び付けられている

しかしながらヘブライ語およびギリシャ語で獣をあらわす言葉が

聖書の翻訳を困難なものにさせたために、

デーモンじみているとみなされる生物について聖書に実際に

描かれていることに関し、いまや数多くの混乱や誤解が生まれている

黙示録で獣に触れられている文章を求めてみた

 

黙示録12章の獣もしくはドラゴンは

"太陽を着たりて月を足の下にする女"に結びつけられ

実際には七つの頭と10本の角ありて頭には

七つのクラウンを備える赤きドラゴンだとされている

この言葉に依るイメージをアルブレヒトデューラーが一連の

力強い絵にしており、これが獣にまたがる娼婦の関連図象とともに

人気ある挿絵の画題になった

 

soop「黙示録の獣については後記」