錨猫

細く・長くの更新を心掛けます。

秋田竿燈まつり

2017-08-05 19:20:12 | フネ
昨夜は秋田港に遅くまで停泊していた「にっぽん丸」は本日、青森港に接岸しておりまして(*^^*)

基本、夜間航行の日中接岸なんだけど今夜は青森港に停泊。  明朝、横浜へ向かいます。
今夜は青森ねぶた祭りの観覧ですわ。  仕事で行ってるとはいえ、楽しそうでイイなぁ(。・_・。)


本日は青森港の新中央ふ頭に接岸中らしいデス。














祭りsiteによると、大型ねぶたの巡回コースのスグ前にフネが居るのね♪

お沙季はちゃんと仕事しとるんだろか・・・・・









コレは昨日の昼メシだと思う。


















秋田では竿燈まつりを見たのね(・∀・)
























バランス取ってるだけでココまで竹を曲げるのは至難の業だろねぇ














東北三大祭りの二つを観れちゃう!!   やっぱ、うらまやしい








南極観測船 ふじ

2017-06-24 18:48:09 | フネ
退役後は博物館として名古屋港に係留されています。     前回のスレで使ったスクリューの写真は、このフネのものでした。



南極観測船 ふじ

















こんなふうに展示してあります。





















ふじって時代をサキドリしていたんだねぇ!    最近一部のクルマに採用されてきた「レンジエクステンダー式」の推進機関だったんだ(。・_・。)

ふじに搭載されたエンジンは発電を賄うのがお役目で、推進力はモーターだったのね








フネのお話 Ⅲ

2017-06-23 20:48:42 | フネ
ヒトの生活する大部分なエリアは陸上ですよね(#^^#)     でもフネが居るトコは“浮かんでいる”って表現される通り「水上」デス。   自身が動かない限り決して動かない陸上と違い、水上は自身が完全に停止していても同一の場所に留まることはちょいとムズい・・・


この事を念頭に置いて続きを見てくださいねぇ(。・_・。)











前回覚えて?頂いた船外機艇と船内外機艇はちょいと置いといて、今回は1軸のシャフト船が主役です。

通常ペラは船尾から見て右回転してスラストを発生します。   さて、ココでもう「流体」である「水」に浮かんでいるフネにはとっても複雑なチカラが掛かるんですよねぇ・・・

写真を見て気付かれると思いますが、ペラの上半分と下半分に掛かる水圧ってドッチが大きい??という、お子ちゃまでも答えられそうな質問をします




判り易いように「南極観測船ふじ」の巨大プロペラの写真を用意しました。











4枚羽根だけど一文字に並んだ2枚ペラと仮定してくださいね。     「の」の字のはらいの方向に回転します。
水圧って当然浅い方の側が小さく、深い方が大ですわね。   とすると回転の反力は深い方が大(#^^#)

付いてこられていますかぁ??   右回転だから上側では左、下側では右へ反力が掛かりますけど、フネはより大きなチカラで押される深い方の反力に影響され、ケツを右に振る働きをしちゃいます・・・

ってぇ事は“舵、切っていないのに“進路を左に取る”動作をする事になりますんにゃわ



アタマから湯気が出そうな方がいらっしゃるかも知れんので・・・・・   本日のお話はコレにてお終いです。








今朝、出勤したらスズメさんが砂に埋まってた・・・・・・・・















例のヤマモモの落果のピークが続いていて、チュン吉やムク、ヒヨ子さんがいっぱい食事に来ます。











スズメさん、食後のくつろぎタイムだったのね(・∀・)










この実、最強のテキだったかも知れません(・・;)    掃くチカラがムズいんだわ












まんだ、よーけ有りますわ






フネのお話し Ⅱ

2017-06-20 21:02:36 | フネ
内燃機関を動力源にするフネには大きく分けて「船外機艇」  「船内外機艇」  「船内機艇」の3種類があります。


イチバンお手軽なのは船外機。    エンジンからプロペラまでのすべての機器が一体となって船尾のボードに固定されます。   5馬力以下な小型エンジンは1時間全開走行が可能な燃料タンクまでもが一体になったものもあります。














お手軽とはいえ、最大で250馬力くらいまでのデカイものまで有りますぅ。

















お次は船内外機。  













これはエンジン本体が船内に、プロペラなどの駆動部が船外に有るタイプとなります。

中~大型のプレジャーボートによく有る機関ですぅ。







最後が船内機艇。   文字通りエンジンは船内に設置され、長いプロペラシャフトが船底を突き抜けており、先端にプロペラが付きます。













船内機が今までの機関と最も違うこと、判りますでしょうか?

船外&船内外機はペラが付いている駆動部分を左右に振ることが出来るのに対して船内機はペラの向きが変えれません・・

駆動部分が左右に振れる船外&船内外機は低速でも舵効きが割と良いのに対して、船内機は低速だとほとんど舵が効きません。



ペラが起こした水流が舵板に当たり、その反作用でフネのお尻が左右に振られ、結果進路が変わるという事になります。    なので停止時からの“その場回頭”はほとんど不可能なのよねぇ・・・・・








それぞれの駆動方式の違いもだけど、下の写真のようにペラが2つ有るフネも有りまして(#^^#)











この方式がどーなるのかは次回デス♪     今日のハナシはご理解いただけましたでしょうか







フネのお話(。・_・。)

2017-06-18 19:44:17 | フネ
エコな乗り物ってぇイメージかも知れんけど・・・       フネって結構、燃料が嵩みます(・・;)


クルマやヒコーキなんかは動き出す時に多大な力が要るケド、巡航時はエンジン出力を絞れますよね。













でもフネは仮に3,000RPMな時に20ktになったとすると、その速力を維持するためにはず~~~っと3,000RPMで回り続けるんですわ・・・  エンジンがね。

水の抵抗は事程左様に大きいのよね








タンカーはアシの速さがあまり問題にならんのでフネに比較して小振りなエンジンが積まれますが、客船や貨物船などにはアホみたいにでかいエンジンが積まれております。






















このフネみたいに喫水が深いと、更にチカラが要ります・・・・・














にっぽん丸に乗っていた沙季は今日3週間半ぶりに帰って来ましたが、そのにっぽん丸には10,450馬力のクソでかいエンジンが2基有りますんにゃわ・・・









船外機艇に代表される軽量な滑走型艇は、滑走時に僅かながら出力が絞れますけどその分エンジンは高回転

だから真夏に海水浴場の沖合をすっ飛んでいるパワーボートなどは1時間あたりのガソリン消費量が60~100Lと、恐ろしいことになっております(*_*)













燃費の悪さは、戦車で高速道路を100km/hで走るor2速全開で走り続ける!などと表現されます

大型の排水型なフネはそこまで高速回転は無いけれど、排気量が桁違いだもんねぇ・・・・・・




このシリーズはしばらくつづく(・∀・)