ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

急がば回れの指導計画

2021-06-24 | 広汎性発達障がい H君

ハル君(年中・広汎性発達障がい)は、
レッスンを始めて5ヶ月です。

とはいえ、まだピアノの指導はしていません。

今は、簡単なワーク、リズム練習、
そして簡単な聴音をしています。

 

簡単なワークとは、
ベネッセの「はじめてのワーク」です。

 

お母様との面談の時、
鉛筆が持てない、絵が描けない~とうかがっていたので、
ワークを始めました。

音符を書く指導をする時に、
鉛筆が持てた方が良いからです。

しかしハル君は、
すぐに鉛筆を持つ事に慣れ、

今では、立派な絵も描けるようになってきました。

この急激な成長には、目を見張る程です。

なので、今や このワークは
はる君にとって、非常に簡単な物になってしまったのです。

 

そこで昨日、私は新しいワークを購入しました。

こどもちゃれんじの「ひらがな②」です。

 

ハル君は今、
字を読むことに興味を持っていますし、
何より、ワークが大好きなのです。

レッスンの時は、ワークは3ページだけ、
と決めているのですが、
もの凄くハイテンションで臨んでくれます。

そのハイテンションを利用して、
苦手なリズム打ちを何回か練習して、
最後に聴音~と云うのが今の流れです。

(因みに、リズム打ちを最初にやると、
嫌がって、絶対にやってくれません

 

もっと沢山リズム遊びを取り入れて、
なるべく早くリズム感を磨いて、
ピアノへと導入したい~とも思うのですが、

リズムに対して苦手意識が強いハル君に、
無理矢理リズム練習をさせたり、
急いでピアノの指導をしてしまうのは時期尚早です。

リズム感が無いままピアノを指導してしまうと、
早い段階で、ピアノに対しても苦手意識を持つようになる、と思うからです。

なのでハル君の場合は、
「楽しい」を優先して、
無理の無いようにやっていく方が良いように思います。

 

お母様には、以上の事をお話しして、
承諾を得ました。

急がば回れ。

ハル君には、
ゆっくり確実に成長してほしいと願っています。

 

 

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