ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

苦手な教科を勉強した後の音色は

2021-12-03 | アスペルガー児 Y君

今日は、ヨウ君(高1)のレッスンでした。

最近まで期末テストだったので、
練習はどうかな?と思っていたのですが、

思いの他、キチンと練習していてビックリしました。

 

「テストがあったのに、よく練習してきたね。」

「はい。 気分転換に、よく弾きました。」

「そうなんだ。それは凄く良いことだね。
ピアノと上手に付き合ってくれて、なんか嬉しいな~」

「はい。ありがとうございます。」

ヨウ君は、いつも礼儀正しいのです。

 

「例えば、数学と英語の勉強の合間にやった感じ?」

「はい。
でも、苦手な科目の後に弾くと、
音をいっぱい間違えたりしました。」

「え~っ そうなの? そんな事ってあるんだ。」

「はい。」

「だったら、数学の勉強の後に弾いたらどうなるの?」

ヨウ君は、数学が凄く得意なのです。

 

「落ち着いて、ちゃんと弾けました。」

「それは凄いね。」

「あと、苦手な科目の後は、どうしても激しく弾いてしまって、
間違いまくりました。」

「そうなんだ。
でも、ヨウ君の気持ちが、それ程 音に表れるなんて、
それは本当に素晴らしい事なのよ。
ヨウ君とピアノが、一体化しているんだね。」

「はい。」

 

ヨウ君は子供の頃から、
自分の気持ちを表現するのが苦手です。

慎重な性格なのか、
言葉を選びながら、控えめに喋ります。

それが、ヨウ君の良いところでもあるのですが、

もう少し、発散した方が良いのにな~と
思うこともありました。

 

そんなヨウ君ですが、
自分の気持ちを表現する方法をみつけたのかな?

それがピアノであることに、
凄く嬉しく思ったのでした。

 

 

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