ハル君(年長・広汎性発達障がい)は来年の春、1年生になります
3歳から療育に通っていましたが、普通級への入学が確定しています
ハル君は、いつも張り切ってレッスンに来てくれます。
先日のレッスンの時も
「練習して来ましたか?」
「はい してきました
」と、元気いっぱいです。
そして、嬉しそうに(教育芸術社の)バイエルを弾き始めたのですが。。。
あれ あれ~
何か、変なリズムで弾いています
本来ならば
ド レ ミ|レ ミ ファ|ミ ソ ド|レ -
と弾くべきところを、
ド レ ミ ー|レ ミ ファ ー|ミ ソ ド ー|レ -
と弾いています。
そう、3拍子の曲なのに、4拍子で弾いているのです。
これは、初心者さんに多い勘違いなのですが、
初めて3拍子の曲を弾くと、
大抵のお子さんは こうなってしまうのです。
きっと、4拍子の曲の方が弾きやすいからでしょう。
この癖は、早い内に直しておかないと、
後々まで引きずることになります。
「ハル君、ららみ先生がお手本を弾きますね。
ハル君はドレミで歌ってくださいね。」
そして、2回程、歌わせました。
次に、私が弾き、それに合わせて手拍子を打たせました。
するとハル君は
「もう疲れたよ~」と言って、ピアノから離れてしまいました。
仕方がないので、ソファーに座らせて
音取りゲーム(聴音)をしたり、リズム打ちをさせました。
しばし盛り上がった後、
もう1度ピアノの横に立たせて、バイエルを音名で歌わせました。
そしてその後、もう1度弾かせてみました。
途中、危うくなりながらも、何とか3拍子で弾く事ができたので、
沢山褒めてレッスンは終わりました。
本当は、もう1度弾かせたかったのですが、
無理に弾かせて、ピアノ嫌いになられても困ります。
そのあたりのバランスは難しいところです。
お迎えに来られたお母様に、
「3拍目が長くならないように、時折気をつけてあげてくださいね。」
とお願いしましたが、果たして。。。
来週には、3拍子の感覚を身に付けられますように
また色々と工夫をしたいと思います。
お願いです
習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
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