高円宮家の三女、絢子(あやこ)女王殿下と、日本郵船勤務の守谷慧(けい)さんの結婚式が
29日、東京・代々木の明治神宮で行われました。
絢子さまは、髪をおすべらかに結われ、小袿(こうちぎ)、長袴(ながばかま)の古式ゆかしい装束姿で、
モーニング姿の守谷さんと神式の結婚式に臨まれました。
絢子さまの御衣装は、祖母の三笠宮百合子さま(95)が、大正天皇妃・貞明皇后から受け継がれたもの。
絢子さまは、その御衣装を、百合子さまからお借りして挙式へ臨まれたました。
そして、守屋さんが手に持っていらっしゃるシルクハットは、絢子さまの父君である
高円宮憲仁親王(1954~2002)の持ち物だったそうです。
伝統を引き継ぐ大切さを理解して実践する、素晴らしいお二人だと敬服致しました。
式後、取材に応じた絢子さまは
「多くの方にご祝福いただき、なんと幸せなことなんだろうとかみしめております。」と述べられました。
お二人から醸し出される雰囲気が、本当にお幸せそうで、
まさに、その言葉通りなんだろうなぁ~と微笑ましく、こちらまで幸せな気持ちになりました。
絢子さま、そして守屋さん、末永くお幸せに